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甘 柿

2022年10月23日 | グルメ

 「柿 くへば 鐘が鳴るなり 法隆寺」は、生涯に数多くの句を詠んだ正岡子規の作で、あまりに有名なので、柿は奈良県が最も多い産地かと思えば、日本の柿の生産量で1位は和歌山県(全国シェア約19%)で、2位が奈良県(約14%)、3位が福岡県(約8%)、4位が岐阜県(約7%)、5位(約6%)が愛知県でした。

 柿の種類はいろいろで、この地方では豊橋の「次郎柿」、幸田町の「筆柿」、岐阜の「富有柿」が有名です。10月の半ばから11月の半ばが収穫の時期で食べ頃です。

 鮮やかな黄赤色(オレンジ色)をしていて、口の中にふくよかな甘味が広がる柿は、ややかためでカリカリ・サクサクとした歯ごたえのある品種が多いのも甘柿の特徴です。

 おいしい柿は4枚のヘタがきれいに残っていて、ヘタと果実の間にすき間がないもの、表面にハリがあり、実全体が均一に色づいているもの、手に持つとずっしりとした重みを感じるものがよろしいかと・・・。

 産地や品種、熟し具合によって味わいがさまざまで、食べれば食べるほどに奥深さが感じられるのも魅力です。

 熟しすぎた柿を冷凍庫に保存し、シャーベット状態でデザートとして、季節外れに食べるのもよろしいかと・・・。

                     

                         柿畑で今年初めて収穫した甘柿   2022年10月23日 撮影

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