バタフライ効果は、「非常に小さな出来事が、最終的に予想もしていなかったような大きな出来事につながる」ことを意味する言葉で、アメリカの気象学者エドワード・ローレンツの弁で「チョウのような、わずかな羽ばたきが複雑な要因を経て、大きな嵐になる」との例えで、「わずかな行動で将来は大きく変えられる」という前向きな捉え方にも引用されています。
「チョットしたこと」をすることで、1人1人の意思が集まれば、自分の将来を良くする力となることに違いなく、例えば、選挙の投票が示しています。今までの国政選挙では、若年層の投票率は他の年齢層に比べ低いと言われてきました。選挙権の年齢がたった二歳ですが「十八歳以上」に引き下げられ、若者に政治参加の機会が広がり、将来の政策にバタフライ効果を期待したいものです。
そして、中高年齢者の再就職は「情報量とやる気」で決まると言います。支援するというのは「情報の集め方と、やる気を起こさせる」ということで、再就職は準備が大切、準備ができたら、チョット背中を押すことからバタフライ効果を生んで、再就職していく人が増えることを期待したいと思います。
コロナ禍で苦しんできた期間が過ぎ、再起のために人手不足が生じています。再就職ができれば、生活の向上や企業の人手不足の解消につながり、経済や社会などさまざまな分野へ影響を与え、「バタフライ効果」が生まれるのではないかと思います。
昔から「風が吹けば桶屋がもうかる」と言います。心や体が「こわばっている」と感じたら、深呼吸しましょう。一見関係のないようなことですが意外なところに影響して、笑顔が戻って来ます。
山の下草刈りをするのに、チョットした休憩所を作りました。 2022年10月22日 撮影