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やりぬく力

2023年04月17日 | 日記

 WBCの日本チーム優勝、あまりにもドラマチックな展開でした。大会史上 初めて決勝での対戦となった日本とアメリカの決戦は初回から熱を帯びて、“侍ジャパン”は2009年の第2回大会以来、3大会目(14年ぶり)の世界一、2013年のドミニカ共和国以来の全勝優勝で、大会最多となる3回目の優勝でした。

 最後まで諦めないでやり抜く、それには" やり抜く力”が必要で、目標のために意志と行動を持続する力だと思うのです。一般的にはて、Guts(困難に立ち向かう度胸)Resilience(挫折から立ち直る復元力)Initiative(自発的な行動力)Tenacity(粘り強い執念)の頭文字を取って「GRIT(グリット)」とも呼ばれています。

 才能のような先天的な能力ではなく、誰でも身につける事ができる後天的な能力だそうで、夢や目標を達成している人の多くは、GRITを持っていると言われています。

 新年度になって子どもたちにはいろんな挑戦をさせたいと思う保護者には、将来の職業に直接つながるケースは少ないかもしれませんが、幼いからこそ 経験を通して「やり抜く力」を身につけさせれば大きな財産になるでしょう。

 それには、結果だけを見るのではなく、成長の過程を言葉にして褒めることを意識することや、いろんな分野の習い事など、褒めて、伸ばすことが必要で、褒める側には観察力や表現力などが求められ、時間も労力も必要です。

 新たな仕事を目指す人には、ワクワクするような内容の仕事を選択させ、自分の裁量で進めるには、逆風に耐えて一歩ずつ前に進み、たどり着くまで「やり抜く力」が必要だと強く感じています。大人も、立場を理解し、褒め方を意識し、やり抜く力を伸ばすことです。

 WBCの日本チーム、瀬戸際で気合の二塁打、大谷翔平選手の言葉 “折れかけていたのですが、最後まであきらめない、その気持ちだけ・・・”と、耳に残りました。

                                       

 

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