強い台風10号は、日本列島の南をゆっくり北西に進み九州へ上陸、進路が気がかりです。今年の夏は35度をこえる猛暑日が続き、1日の行動は早朝と、陽が沈む直前の少しの時間で、8月は長いようで短い残り3日間、アッという間の1カ月でした。
子どもの頃の8月は、残り少なくなった夏休みを、やり残している宿題が気になったものです。夏休み日誌に、図画・工作、最も苦手だった読書感想文、本を読まねば書けなく、時間だけが迫ってきて、大いにストレスを感じた時期でした。
学校の夏休みが明ける時期に、子どもの自殺が増える傾向にあると言います。学校が始まる前と始まってからの大きなプレッシャーと、晩夏のもの寂しさに、感傷的になったことを覚えています。
大人を含めて、自殺の多いのは5月が最も多く、3月、9月の順で、月曜日が最も多いとされ、長期の”休み 明け"の直後、人事異動など、子どもを含め生活環境などが大きくかわり、大きなプレッシャーや精神的動揺が生じやすいと考えられます。
この時期は、暮らしの変化を把握し、学校や職場、地域、あるいは家庭で、子ども向け相談や、職場での相談(キャリア・カウンセリング)、あるいは就職相談(コンサルティング)を行うことが、自ら命を断つのを防ぐに効果的だと思います。