
U-18長崎県リーグ1部も開幕しています。
【2019長崎県リーグ1部 参加チーム】
・国見(昨年度2位)
・長崎総附2nd(昨年度3位)
・長崎南山(昨年度4位)
・長崎日大(昨年度5位)
・鎮西学院(昨年度6位)
・諫早商業(昨年度7位)
・島原商業(昨年度8位)
・海星(昨年度9位)
・V・ファーレン長崎U-18 2nd(昇格)
・創成館2nd(昇格)
今回は島商-南山、国見-鎮西を観戦しました。



まずは島商(白黒)-南山(赤紺)。


基本的にどちらも裏に蹴って前線の選手が収めるかセカンドボールを取るかして運ぶスタイルに見えます。ただ、島商はそこからシンプルにサイドを使い速くシュートまで持っていこうとし、南山はわりとパスワークで崩そうとする傾向があるかなと思いました。

島商は2トップの7林田阿土夢選手と8吉田笙真選手が収めて追い越すサイドの選手との崩しが見応えあります。左SB2竹田珠馬琉選手のスピードは圧巻です。
南山はやはり10木森大雅選手が抜群のテクニックと視野の広さで違いを作ります。

どちらかというとボールを保持していた南山ですが、決定機で決まらず。

そして、島商が先制。南山ペナルティエリア左サイド付近でボールを奪った7林田選手がマイナスに折り返し、MF10池田智哉選手が決めました。

後半に入ると積極的に仕掛ける南山とカウンターの島商という流れに。

南山がPKを得ますが決まらず、試合は終盤へ。

猛攻を仕掛ける南山が終盤に再びPKを得て、FW8原輝夢選手が決めて同点。

島原商業1-1長崎南山で終了しました。

続いて、昨年度2位の国見と新人戦王者の鎮西学院の対戦。



青の国見と緑の鎮西。



前半から、ボールを保持しパスワークとドリブルで崩そうとする鎮西と、奪ってカウンターを仕掛ける国見という展開。
鎮西は横幅を取るのはSBの役割で前線の選手は中央に集まるため、4-4-2で中央をしっかり閉じ壁を作る国見。非常に距離感良く守っていたと思います。
互いに球際も強く切り替えも速く迷いもほとんど感じられないため、締まった見応えのある試合となりました。
0-0で前半を折り返し、後半もそんな雰囲気の中、試合が動きます。


コーナーキックの流れの中で鎮西にPKが与えられ、これをキャプテンの5天田哲栄選手が決めて先制。
ただ、これが国見のスイッチを入れたのかもしれないという展開にこの後なります。

国見の10山川史選手が決めて同点に追いつくと、


ボランチからFWに上がっていた9岩下尚人選手が立て続けに加点し3-1。身長がありながらしなやかな足技の持ち主です。これでストライカーではないのがびっくり。

さらに、MF11野村尚功選手とMF13祖川椋哉選手も加点し、最後は9岩下選手がハットトリックを決め6-1。
国見の木藤健太監督恐るべし。新人戦よりも進化したチームになっていました。

ちょっとショッキングですらあるスコアになりました。ただ、鎮西が先制しなければもしかしたら0-0のままだった可能性もあるかなと個人的には感じるほど途中まで締まった試合だったと思うので、意外な結末でした。
今後も両チームは気になります。
V・ファーレン2ndも含め、1部リーグはちょくちょくと観戦したいと考えています。