10月8日、「高円宮杯JFA U-18サッカー2022長崎県リーグ1部」16節の長崎総合科学大学附属-海星の試合が開催され、暫定首位の総大附が3位の海星を2-0で破り、首位をキープしました。
2位の国見とは勝ち点が離れているものの、国見は消化試合が少なく、まだ安泰ではないとはいえ、総大附は今季1敗しかしておらず、このまま行けばプリンスリーグ九州昇格(1部か2部かは参入戦による)と言えます。
スタメンとフォーメーション。
スタメンとフォーメーション。
総大附は7佐藤がここまで9得点。18甲斐が5得点と2トップが軸。
前半立ち上がりから総大附がプレッシングとセカンドボール回収からサイドの奥に蹴り、そこを起点にする崩しで押し込みます。小嶺忠敏前監督時代からのお家芸ともいうべき形。
前半立ち上がりから総大附がプレッシングとセカンドボール回収からサイドの奥に蹴り、そこを起点にする崩しで押し込みます。小嶺忠敏前監督時代からのお家芸ともいうべき形。
一方、海星は2トップ7西山と18須田のキープ力を起点にカウンターを打ちたいところですが、セカンドボールのところで総大附に優位に立たれ、15分頃に一度シュートに行く場面がありましたが、それ以外には前進が困難に映りました。
その後も総大附がサイドを起点に相手陣内で試合を進め、海星は2トップに蹴るという展開が続きます。海星は本当は繋ぎたいのかなとも思いましたが、総大附のハイプレスがそれを許してくれないという感じでした。
31分に総大附が先制。右ポケットを取った総大附に海星ファウルでPK。これを7佐藤が決めました。これで今季10得点目。
31分に総大附が先制。右ポケットを取った総大附に海星ファウルでPK。これを7佐藤が決めました。これで今季10得点目。
39分に2点目。右サイド18甲斐のクロスがファーに流れ、フリーの16平山が左足を振り抜きました。
後半も立ち上がりから同様の流れで、総大附が押し込む展開。海星もなんとか最後のところではやらせないという感じ。
後半飲水タイム明けくらいから、総大附の運動量が落ちてきたのか、海星が繋げるようになり、相手エリア周辺までボールを運べるようになります。ただ、なかなかエリア内までは入らせてもらえず、後半35分過ぎ頃に20大渕のフリーキックがクロスバーを直撃した以外には決定的なシュートには至らず。
終盤にかけてまた総大附のプレッシングがかかるようになり、総大附ペースで試合終了。
一時は2部にいた海星も今季は上位を脅かしていますが、この試合は総大附がゲームをコントロールしていた印象です。
総大附はこのまま選手権とプリンスリーグ昇格を掴み取るのか注目です。