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創成館が鎮西学院との激闘を制し、2年ぶりの決勝進出▪︎令和6年度 全国高校サッカー選手権 長崎県大会 準決勝

2024-11-08 21:00:00 | サッカー(高校、大学、社会人、Jリーグほか)
[11月3日(日)14:00 令和6年度 全国高校サッカー選手権大会 長崎県大会 準決勝 @トランスコスモススタジアム長崎]
創成館 2(1-0/0-1/0-0/1-0)1 鎮西学院
得点者
24分 オウンゴール(創成)
75分(後35分)辻丸 晴統(鎮西)
97分(延後7分)酒井 瑞生(創成)

準決勝第2試合。延長戦にもつれ込んだ創成館と鎮西学院の試合は2-1で創成館の勝利。

第1試合。

長崎総大附が九州文化学園に3-1快勝し、2年連続の決勝進出▪︎令和6年度 全国高校サッカー選手権 長崎県大会 準決勝 - 長崎ぺんぎん日和

[11月3日(日)11:00令和6年度第103回全国高校サッカー選手権大会長崎県大会準決勝@トランスコスモススタジアム長崎]長崎総合科学大学附属3(1-0/2-1)1九州文化学園得点者2分坂...

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スタメンとフォーメーション。
鎮西はボール非保持の際には4前田純が前に出て5-3-2の形。

第1試合の記事で、創成がロングボールで鎮西がポゼッションという分け方をしましたが、創成も最終ラインで回すことも多く繋ぐ場合もあり、逆に鎮西も蹴る場合もありで、極端に違うわけではないと感じました。
鎮西は準々決勝の国見戦では繋ぐところを引っかけられてショートカウンターを食らう場面も多く、それで失点しなかったのは攻から守への切り替えの早さがあったからだと思いますし、その試合の決勝点は高い位置でのプレッシングで奪ってからのものだったので、むしろ守備に持ち味があるとも言えなくもなく、そこは評するのが難しいところです。


前半立ち上がりは、互いにボール奪取から速く攻めようとするので、ボールが落ち着かず行ったり来たり。
ファーストシュートは鎮西MF7福吉康生(3年/キックスFC)。左足シュートは枠の上。

4分には創成。
左サイドのクロスからセカンドボールわ、MF6坂本貫太(3年/ソレッソ熊本)がシュートは枠の上。

5分を過ぎると、お互い回しながら長めのボールをサイドの深いところに蹴って起点を作ろうとします。


11分、創成。
右サイドから左のMF13山口慶太朗(3年/国見中)へのサイドチェンジからクロスをFW9主計虎太郎(2年/サガン鳥栖U-15)が収めて落としをMF7森永功喜(1年/V·ファーレン長崎U-15)の左足ミドルはGKキャッチ。


15分過ぎ、ロングボールも使っていた鎮西がより繋ぐ方向に。サイドに流れるボランチ8内山瑞貴(3年/V·ファーレン長崎U-15)を上手く使いながら前進しようとしますが、なかなかシュートには繋がらず。

22分、創成。
左コーナーキックのショートコーナーから最後はMF8田原昊仁郎(3年/サガン鳥栖U-15)が左足シュートは枠の左。


そして24分、創成先制。
左コーナーキックをDF22堤陽来太(2年/C.Aフクオカーナ)が右足でゴールに向かうボールを蹴ると、これがGKのオウンゴールを誘い、1-0。

ちょうど創成がMF8田原のボール奪取からカウンターから左サイドをえぐってコーナーキックが続き、リズムが出来ていたところでした。

しばらくは創成がボールを保持し、前進する時間。

35分過ぎに、鎮西がボールを回収し、左右に顔を出すMF4前田純太(3年/CEREJA FC)と背後を狙うFW9辻丸晴統(2年/スネイルSC)を起点に前進出来るようになってきます。

しかし、前半はそのまま終了。


後半立ち上がりはやや創成が押し込む流れ。

鎮西は10分ほどで、キーマンの1人である8内山が無念の負傷交代。

そこからしばらくはお互いシュートチャンスはなく、どちらペースとも言えない時間が続きます。

22分、創成。
右コーナーキックをDF5長岡巧磨(3年/スマイス·セレソン)がヘディングはGKキャッチ。


22分、鎮西。
MF4前田純ミドルシュートはGK正面。

23分、鎮西。
高い位置で奪ってFW9辻丸ミドルシュートは枠の上。

何となく鎮西がシュートへの意識を強めてきたかなというところで、同点ゴールが生まれます。


35分、左後方から鎮西DF5松尾琉生(3年/ジュラーレ佐世保)がフリーで対角のロングボール。これを右ポケット付近で収めたFW9辻丸が仕掛け、鮮やかなマルセイユルーレットから右足を振り抜くと、右上に突き刺さり、1-1。

鎮西のゴールはロングボール起点。FW9辻丸の見事な個人技でしたが、5松尾にプレッシャーがかかっていなかったことも影響したかもしれません。


創成はMF8田原をFWに上げます。そこから彼が起点でチャンスというのはあまりなかったようには感じましたが、改めて前から行く姿勢が出てきた創成。

ゲームは10分ハーフの延長戦へ。

延長前半5分、鎮西。
MF7福吉の左コーナーキックをDF5松尾がヘディング。これがゴール隅に向かいますが、これは創成MF13山口がぎりぎりクリア。

足を攣る選手が続出し、総力戦の様相。


PK戦もちらつき始めた延長後半7分、創成が勝ち越し。
GK17阿部巧翔(2年/スマイス·セレソン)のロングフィードを左サイドで収めた22堤が右足クロス。これを後半途中から入っていたFW20酒井瑞生(1年/V·ファーレン長崎U-15)が頭に当てると、これがGKの頭上を越えてゴールに吸い込まれ、2-1。

そのまま終了。


創成が激闘を制し、決勝進出。

どちらに転んでもおかしくない試合だったと思います。鎮西の同点ゴールには感動しました。お疲れ様でした。


さあ、創成は2度目の全国なるか。総大附が連覇か。いよいよ決勝です、


決勝
長崎総合科学大学附属 - 創成館
11月17日(日)12:40
@トランスコスモススタジアム長崎