⬛観戦記
4/3。ホーム3戦目がやってきました。ホームではまだ負けていない長崎ですが、アウェイで3敗で、この2試合で7失点しているので、この試合は落とせないというか、悪い流れを立ち切りたいところ。
今回はここから。
スタグルには肥前屋ランドールのカレーが!お店が諫早に移ってからは初めていただきます。久しぶりですが、ドライカレーは初めてかな。相変わらずのスパイシーさ。推します。
長崎市にお店があった頃の記事はこちら。
ビクトリーチキンの唐揚げも。ずりからは唐揚げとのセットでしか販売していないそうです。何か事情があるのかな。
いつものようにヴィ·ビール(ゆうこうを使用したクラフトビール)も。ヴァンフォーレ甲府のマスコット·フォーレちゃんのぬいぐるみが。
ボールパーソン担架要員は、U-18の選手たち。1、2年だったようです。高木獅道選手(2年)が挨拶。
ヴィヴィくんのグリーティング。
出島シートには今回はお客さんがいましたが、空席に「どうもどうも」みたいな感じでまた座るヴィヴィくん(笑)。
甲府サポさんたちにもご挨拶。
「MSCクルーズ青春DAY」ということで水兵さんの格好をしています。
甲府のスタッフさんからは、ヴァンくんからのメッセージが入った信玄餅をいただいたみたいです。YouTubeでも交流していましたね。
⬛試合雑感
さて、試合。
その前に選手のこういうコメントが。群馬戦に向けたオンライン取材に #大竹洋平 選手が対応。チームについて「指示待ちになって判断が遅れるのは見ていて感じていた。選手同士でもピッチ上でもっと話したほうがいいと言っていて、それが前節は少し出せたのでもっと自分たちでやっていけたら」と言及(エルゴラ長崎担当:杉山文宣)#vvaren pic.twitter.com/aES7PWBCDs
— 九州・沖縄/サッカー新聞エルゴラッソ記者班 (@EG_kyuoki) April 8, 2021
細かい指示は練習でやり、試合では基本選手が判断しながらやるというのが理想なのかもしれませんが、指揮官のアプローチの違いにより選手側に出る影響というのが違うんでしょうね。難しい。
スタメン。長崎は3バック。非保持(守備)時は5バックでまずは失点を減らす狙いか。相手が力があり幅を使える甲府というのもあるのかもしれませんが。
甲府はやはり保持したときは山本が一列前のアンカーの位置に上がり全体を押し上げ、ワイドに開いた泉澤が突破力を生かして仕掛けてくるイメージ。
·フレイレ大作戦
今季の長崎の3バックといえば、2節の新潟戦。このときは後ろが3枚な分、保持したときに前線に送り込む人数が不足し、相手が1人少なくなって中を固めてきてからは外からの単純なアーリークロスが多くなってしまい、持ち味が出せなかった印象がありました。
この甲府戦はその点に改善が見られました。新潟戦ではサイドが2枚(特に左のルアンと米田)だけになり、手詰まりになっていたところを、この試合は秋野、カイオの両ボランチがサポート。サイドを崩してのクロスに対してはセンターフォワードのエジガル·ジュニオに加え、逆サイドのシャドーとウイングバックが飛び込むなど人数を担保。
後ろが重い問題も3バックの両側の新里と二見が持ち上がり、保持したときの課題はかなりクリアされている印象でした。
ただ、「それでも決定機にはまだ足りないか?」というところで猛然と攻め上がる戦士フレイレ。「それもありか」というところでフリーキック。
セットプレーなのでセンターバックが上がるのはまあ普通ですが、位置が後方だったからか、新里と二見はステイし、フレイレのみがゴール前へ。結果的にこれが効きましたよね。秋野のフリーキックは一旦クリアされるものの、セカンドボールをパスワークで繋ぎ、そこにいた戦士フレイレが蹴り込み先制。攻め残っていたおかげでゴール前に人数の厚みが出ましたね。セットプレーというのはありますが、前に人数をかけようという意識が先制点に繋がった部分もあるのでは。
3バック時はフレイレが思い切り上がるのもオプションとしていいかも。ちょっと2018年のヨルディ·バイスを思い出しました。
さて、非保持時はどうか。基本的には5-4-1でブロックを作って待ち構えることを選択。高い位置でロストしたときにはプレスに行っていましたが。
甲府のボール運びがそれほどでもなかったこともあり、前半はそれが上手くいって、網にかけることが出来ていました。
·ポジショナル甲府
後半、甲府が動きます。3バックの左にメンデス、シャドーに長谷川を入れ、開始しばらくしてからにも野津田を中盤に入れ、とりわけ泉澤がいる左サイドが活性化。メンデスは後ろから運ぶドリブルでマークを引き付け、野津田は空いた間のスペースで受け、長谷川は鍬先、新里の裏を取る動きで長崎は間延びしていきます。
失点の前に左の泉澤から大外の関口にクロスが上がり、亀川がクリアする場面が二度ありましたが、失点の場面では亀川は外にポジションを取る関口に気を取られていたのか、二見との間が空いていました。そこに入った三平に完璧にクロスが合ってしまう場面でした。
この一連の流れ、縦に横にと長崎を揺さぶった甲府見事でした。
その後しばらく揺さぶられ続けた長崎ですが、徳重の好セーブ2つで難を逃れます。この2つの場面も長崎のブロックが横に間延びしているのが気になりましたね。右サイドでは泉澤と1対1を作らせないためのサポートをしなければとなり、左サイドでは関口に亀川が引っ張られ、間を通されてしまうという場面が続いていました。
特に64分、関口のシュートを徳重がセーブした場面はセットプレーの後だったというのもあるのかポジションが崩れ、シュートした荒木にスペースを与えてしまっています。少なくともカイオのポジションはもっと右斜め前だったかなと。
長崎としてはそれを何とか耐えたこと、そしてベンチにルアン、名倉がいたことがここから押し返して勝ちに繋げられた要因だったでしょうか。
さて、次節は群馬戦。ここを落としたら元も子もないというところでどういう戦いをするか楽しみです。
ちなみにこんなデータもあるようです。参考までに。【得失点パターン】
— SPORTERIA (@SPORTERIA_JP) April 9, 2021
自チームの得点パターンと相手チームの失点パターンを合算してみると‥🤔https://t.co/j988sm3Swn
✅ 群馬はクロスからの得点の可能性が高そう?
✅ 長崎はセットプレーからの得点の可能性が高そう?#thespa #vvaren#JSTATS #preview
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