長崎ぺんぎん日和

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豪雨の中で見せつけられた対応力の差▪天皇杯 ラウンド16 V·ファーレン長崎 - 鹿島アントラーズ

2021-08-20 21:00:00 | V・ファーレン/ヴィヴィくん

8/18は天皇杯ラウンド16vs鹿島アントラーズ戦。

V·ファーレン長崎は、オリンピック期間の中断に加えて、悪天候の影響でリーグ戦が2試合続けて延期となったため、およそ1ヶ月ぶりの試合となりました。

長かった…。
今回も延期にならないでと祈りながらチケットを購入。



とりあえずスタグル。ぶたまん 人(ヒト)のぶたまん4つ(320円)。



ビッグママのぽん酢たこ焼き(500円)。



ヴィヴィくんのグリーティングには間に合いませんでしたが、とにかくお腹は満たされて無事試合。


……と思ったらハーフタイムに雷の影響で後半開始が一時間弱遅れ…。

今年は天候に呪われている




結果は3-1で鹿島が勝利。長崎はベスト16敗退となりました。



スタメン。鹿島は3日前のリーグ戦から9エヴェラウド、28町田、32常本以外を入れ替え。前半途中で2列目の並びを変えたので、そこからの並びを書いています。

長崎は延期になったリーグ金沢戦前に発表されたスタメンに6カイオ、28ウェリントンが戻り、ベンチには19澤田、27都倉も戻ってきました。


結論から言えば、前半は長崎の試合、後半は鹿島の試合と言って良いと思います。

長崎の先制点は、ボール保持から。左SHに入った16毎熊にボールが入り、鹿島のブロックが寄ったところに右SH28ウェリントンへのサイドチェンジ。そこからまた左の毎熊へのサイドチェンジのような斜めのピンポイントクロス。相手を左右に揺さぶる見事なゴールでした。

一方の鹿島は両サイドバックを高く上げ、ボランチが落ちながらビルドアップ。中央に縦パスを入れて長崎を中央に集めてからサイドへ。特に右の32常本のスピードと突破力を生かしたい狙いが見えました。

ただ、鹿島はビルドアップ隊と受け手側との距離が空いてしまいます。長崎がリードして集中したゾーンディフェンスが出来ていたこともあったのか、鹿島側の問題なのかはわかりませんが。


相馬直樹監督
少しサイドは使って入るんですけど、手前から真ん中にボールが戻って、結局真ん中から攻める回数が多かった。それによって相手のカウンターも増えていた


と鹿島の相馬監督も語っていたように、前線との距離が遠くなったこともあってか、サイドを深くえぐってクロスというよりはサイドの浅い位置から密集した真ん中の9エヴェラウドのポストからコンビネーションで突破のような崩しが多く、そこで長崎に奪われてカウンターを受けていました。

長崎は33植中と怪我から復帰した14名倉という初めての2トップになりましたが、2トップ間もSHとの距離も良く、機能していたと思います。基本、ロングボールには33植中が競り合うことが多かったですが、時には14名倉も身体を張っていて好感が持てました。


そんな感じで長崎が前半をリードして終えますが、前述のように雷で1時間弱中断しての後半。
それ自体はともかくとして、後半長崎に立ちはだかったのは豪雨。


松田浩監督
後半の頭が一番悔やまれる。豪雨というかコンディションの悪い中で、そういうところで集中が切れやすい状況ですが、わけの分からないうちに押し込まれたというかサッカーと違うところで戦っていたような感じ。そこが鹿島は同じ状況でも畳みかけて、サッカーの本質みたいなところで、ゴールに向かう、ゴールに迫るというところでとにかく逆転するだという気持ちの強さが勝っていた。そういう意味ではウチも足りない部分を見させてもらったなと思います。


1-0でリードしている長崎は後半立ち上がりの入り方としては、とにかく受けに回らないことが重要。

しかし、結果的に受けてしまうような形になってしまいました。豪雨の影響からか、鹿島の圧力なのか、長崎の選手のメンタル的な問題なのかはわかりかねますが、豪雨の影響も少なからずあったように私には見えました。

ただそうは言っても、はっきりしているのは鹿島が前半の課題をしっかり修正し、豪雨にも適応し、試合にアジャストしてきたということ。


相馬直樹監督
長崎さんに対してはクロスからわれわれにチャンスがある、分があると試合前から言っていた部分もありましたので、もう少しわれわれが良い形でクロスと攻撃を増やすという意味でも、よりサイドを深く入っていくという部分。ボールの持ち出し、全体をコンパクトにするというところを含めて、そんな話をしました。


17アイトゥール·カイキの同点弾はまさにそういう形から生まれたゴール。

でも逆転ゴールについては、押し込んだ状態からとはいえ9エヴェラウドのパワーが凄すぎたような。このゴールだけでなく浮き球を上手く使いながら強引に前へ前へというプレーが鹿島の経験値や強かさを感じさせました。

長崎も選手交代でなんとか流れを引き寄せようとしましたが、ボール運びの部分でも豪雨の影響が感じられ、なかなかそうはいかず。

豪雨の中の対応力の差を見せつけられました。

中断や豪雨がなければ勝てたなどと言うつもりはありませんが、ただそれがない状態で試合を見たかったなと思います。


ま、これをリーグ中断明けの実践にして、ここからのアウェイ3連戦に繋げてほしいと思います。


しかし、もう雷と大雨はいやじゃー!!(笑)


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