[9月14日(土)10:00 高円宮杯 JFA U-18 サッカー プリンスリーグ2024九州1部 第12節 @国見総合運動公園多目的芝生広場]
V·ファーレン長崎U-18 3(2-0/1-2)2 ロアッソ熊本ユース
得点者
得点者
45分 宮﨑 陽(V·ファーレン)
45+6分 宮﨑 陽(V·ファーレン)
58分(後13分)鳥越 朔太郎(V·ファーレン)
88分(後43分)東 哲平(ロアッソ)
90+5分(後45+5分)澤本 和冴(ロアッソ)
上位に食らいつきたい両チームの試合はV·ファーレンが勝ち切り、2位に浮上となりました。
スタメンとフォーメーション。
V·ファーレンは引き続き、宇佐川眞央と大久保龍人といった主力が欠場。ただ、内山航紀が復帰。浅井琉希もベンチに戻ってきました。
ロアッソは前節1-0で勝利した飯塚戦から変更なし。GK宮本哲宏が2種登録選手。白濱光人、澤本和冴が試合を決められるキーマン。
過去の対戦を見ても、ロアッソがボールを保持しウイングが幅を取って揺さぶってくるのに対し、V·ファーレンが4-4-2のブロックを作って構えてカウンターという流れになるのは試合前から容易に想像出来ました。
ただ、立ち上がりは互いにボールの握り合い。
6分、V·ファーレンの決定機。左サイドからの前進からFW17池田一甥大(2年/V·ファーレン長崎U-15)がカットインし、FW10宮﨑陽(3年/ソレッソ熊本)とのワンツーで右に縫うようにドリブルしながらシュートは左ポストに当たり、決まらず。
「相手DFのドリブル対応はウィークポイントという話はしていました」というV·ファーレンの原田武男監督の言葉どおり、選手たちはドリブルで仕掛ける姿勢を見せます。
原田監督は守備面については「(相手の)右サイドの10番の選手が中に入ってプレーするので、縦に行かせること」と「9番のところ」を話していたとのこと。
8分にはロアッソ。その右サイドFW10澤本和冴(3年/ソレッソ熊本)のクロスをFW9白濱光人(3年/ロアッソ熊本ジュニアユース人吉)のオーバーヘッドは枠の外。
時間の経過と共にロアッソの保持の時間が増えていきます。
17分、ロアッソ。右サイドバック2髙村颯太(2年/ロアッソ熊本ジュニアユース)のクロスを2列目から飛び込んだMF8麻生暖琉(2年/ロアッソ熊本ジュニアユース)のヘディングは枠の左。
19分、ロアッソ。FW9白濱のポストプレーをMF5森平一輝(2年/ロアッソ熊本ジュニアユース)のミドルは枠の上。
ロアッソの揺さぶりに対し、V·ファーレンは中央をしっかり締めて対応し、相手の崩しを外からのクロス、外からのシュートに限定出来ていた印象です。
飲水明けあたりでは、またボールの握り合い。
27分、V·ファーレン。右サイドMF11金ケ瀬仁人(3年/太陽SC)のドリブル突破からエリア中央でMF16鳥越朔太郎(1年/V·ファーレン長崎U-15)が倒れながらもキープし、FW10宮﨑がシュートはクロスバー直撃。これもドリブルの仕掛けから。
30分過ぎくらいからはまたロアッソが保持して前進する時間。序盤は浮き球のクロスが多くなっていたのが、ポケットを取って中に差し込むチャレンジが増えてきます。しかし、ここでもV·ファーレンは中を締めて対応。
42分、ロアッソ。右サイドFW10澤本のパスをDF6奥村海斗(3年/ロアッソ熊本ジュニアユース)の左足ミドルはV·ファーレンGK1黒瀬理仁(3年/セレッソ大阪U-15)がセーブ。
そして45分、V·ファーレンが先制。ビルドアップによる左サイドから繋いでの前進。一度ボールを奪われますが、FW10宮﨑が奪い返してそのまま強引にドリブルで仕掛けて相手に当たりながらもそのままキープし、右足で流し込み1-0。
さらに45+6分追加点。右サイドへのロングボールで高い位置でセカンドボールを拾ったFW10宮﨑がそのままミドルシュートを叩き込み、2-0で前半終了。
終盤に来てGKから繋がずにロングボールを蹴っていたV·ファーレン。「(暑さもあり)選手を休ませる意味もあったのですが、2点目のようにセカンドボールを取れると思っていました」という原田監督。
プリンスリーグ後半戦スタートから3試合ゴールがなかったエース·10宮﨑にも得点が生まれ、いい状態で後半へ。
後半に入ると、V·ファーレンはわりとはっきりとゴールキックはロングボールでセカンドボール回収と、プレスでショートカウンターに。
ロアッソは後半も保持しつつ、ポケットを取ろうとしてきましたが、やはりそこをしっかり締めて対応するV·ファーレン。
6分、ロアッソ。右サイドDF2髙村のクロスをファーサイドFW11元松蒼太(2年/ロアッソ熊本ジュニアユース)の左足ボレーシュートは枠の左。
13分、V·ファーレン追加点。
右サイドMF11金ケ瀬の縦へのドリブル突破からグラウンダーの折り返しを逆サイドから入ってきたMF16鳥越朔太郎が右隅に流し込んで3-0。
相手のウィークを突いたプランどおりとも言える得点でリードを奪います。
ここからはロアッソにボールを持たせつつ、カウンターを繰り出していくV·ファーレン。
32分、V·ファーレン。左サイドFW10宮﨑の突破からMF16鳥越、MF11金ケ瀬と渡りシュートは枠の外。
35分くらいからロアッソが猛攻。
ほぼ一方的に押し込みますが、エリア内にはなかなか入れず。
ただ、V·ファーレンにも落とし穴が。
43分、ロアッソ。FW10澤本のコーナーキックをDF3東哲平(3年/ロアッソ熊本ジュニアユース)がヘディングで決めて3-1。
前節の長崎総大附戦と同様のコーナーキックからの失点。
さらに45+5分にはV·ファーレンのセットプレーからロアッソのカウンター。途中出場のFW30増村凌久(1年/ロアッソ熊本ジュニアユース)がスピードを生かして持ち上がり、左からサポートに走っていたMF10澤本が決めて3-2。
そのまま3-2で試合終了となりましたが、V·ファーレンとしては冷や汗。
ボール保持から崩されての失点は防ぎましたが、セットプレーとカウンター対応という課題が。原田監督は「暑さの中、かわいそうな部分もあります」と語っていましたが。
ちなみに、この課題は翌日の2ndチームでも表れることに。それはまた書きます。
ともあれ、そうした中でもV·ファーレンは後半戦4試合で3勝1分で2位に浮上。ここからも課題と向き合いつつ、1試合1試合戦ってほしいです。本当に毎試合暑い中お疲れ様です。
次の週末は国体に1年生が長崎県代表として出場。プリンスリーグは翌週になります。
国体の日程はこちら。
プリンスリーグ2024九州1部 第13節
vs飯塚
9/28(土)15:00 国見総合運動公園多目的芝生広場
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