四万十川のほとりにて

Uターン爺さんのガーデニングや田舎暮らしを日記に。

野坂昭如 〔絶筆〕を読む

2016-02-22 17:01:35 | 日記
昨年12月に亡くなった野坂昭如の〔絶筆〕を読んだ。日々の闘病生活と言っても脳梗塞のリハビリ生活を日記に書いたものだが、亡くなる数時間前まで口述筆記されたそうだ。
野坂昭如は好きな作家の一人で、〔火垂るの墓〕や〔エロゴト士〕など記憶にある。焼け跡や闇市派と言われた。
彼の主張の、戦争は絶対悪、正義はないということとコメの生産・食料自給をせよということなど、全面的に賛成。
すでに日本は二流国になっている指摘、このまま行けば貧乏国になり下がり、若者はいつの間にやら戦争に駆り出されているような国になると警告。
もっと生きて世の中に大いに啓蒙してほしかったが、惜しい人を失った。合掌。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする