由流里舎農園

歯科医師(歯学博士)・野菜ソムリエの島谷浩幸がお届けする気ままな農天気ブログ

冬の横浜探訪、学会発表報告…其の壱。

2018-02-27 20:29:24 | 日記
今宵はちょいと趣を変えまして、
今月26、27日に学会発表で横浜を訪れたご報告を。
第5回慢性期リハビリテーション学会ですね。

昨日は朝に大阪を出発し、新幹線でお昼前に新横浜に到着。
そこからJR横浜線の桜木町で降り、
学会会場であるパシフィコ横浜へ徒歩で向かいました。
昨年は3月に開催されましたが、
今年は2月開催でまだまだ寒さが身に染みました。
私の発表は2日目の27日でしたので、1日目の午後1時の開会式の後は、
のんびりシンポジウムや各演題口演を拝見。
この学会はその名前の通り、
リハビリ職に関わる理学療法士や作業療法士、言語聴覚士等だけでなく、
医師や歯科医師、看護師、栄養士等、様々な医療従事者が集う学会です。
チーム医療の重要性を、ひしと感じましたね。
あとは、企業ブースに立ち寄ったりして情報収集しました。





2日目の私の演題口演は、
午後1時10分からのセクション6人の中の1人目。
つまり、お昼休みの後の先頭バッターみたいな感じでした。
でも案外、その方が待つ緊張感が少なくて、話しやすかったです。
演題タイトルは何度か載せましたので省きますが、
誤飲リスクのある動揺歯の対応には、やはり早急な歯科医師の対応が必須。
しかし、私が勤務する病院のように歯科がある病院・施設は少なく、
早急に対応できる環境整備が必要だと締め括りました。
質疑応答は難なく終えましたね。

その後、学会最後のイベントとして3社による「ロボット技術の紹介と実演」。
中でも私が興味深く拝見したのは、HONDAのプレゼンテーション。
HONDAと言えば、車やバイクをイメージしますが、
二足歩行ロボットのASIMOがあるように、
ロボット分野にも開発を進めているのですね。

今日、紹介されたのは、歩行訓練支援機器「Honda歩行アシスト」。
すでに実用化されているそうです。
ロボットとは言っても、腰周りに装着するような装具で、
股関節の動きを角度センサーで検知し、
内蔵されたモーターで下肢の動きを軽くサポートするそうです。
(製品パンフレットより一部抜粋)
歯科医師の私には馴染みのない世界を垣間見ることができるのも、
学会の魅力ですよね。

昨年の同学会ではAI(人工知能)を、そして今年はロボット分野へ。
人にできないことは最新技術を上手く活用しながら、
リハビリの分野も変わりつつあるようです。





では、明日は今宵みたいな堅苦しい(!)お話ではなく、
食の話題や訪れたスポットのお話など、
気楽な横浜ベイエリア散歩のご報告をしようと思います(^_−)−☆。
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