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駒田友一 胸を張って帰国しなさい

2010-06-30 | 日々の出来事
 黒ユリ


日本中がこれほど一体となって燃えたことは、私の知る限りでは安保闘争以外ない。 
W杯で日本の希望が見えたような感じさえ味あわせてもらった。

スポーツの世界は厳しい、互角で戦っても最後の1点で勝敗は決まる。
どう観ても優劣つけがたい勝負だった。しかし、勝負の女神はパラグアイに微笑んだのだ。

死闘の90分、選手たちの思い、気力と、精一杯の勇気で戦い抜いた。日本中がその本気さと勇気に
惜しみない応援と、連帯の気持ちをもてたのだ。

一人のヒーローよりチームワークの大切さ。仲間を信じる気持ち、そうだ、岡田監督を含め全員が
スクラムを組んで戦い抜いたのだ。

だから駒野泣くな、胸を張って堂々と帰国しなさい。
彼の流す涙は、他の誰よりも複雑で、誰よりも熱く、自分の不甲斐無さを責め続けていることだろう。
あの晩、眠れぬ夜をどう過ごしたか、想像しただけで胸がキュンと痛む。

しかし未だ若い。後4年後、この悔しさをどれだけ成長の糧に出来るか、日本中が応援して見守っている。

泣くな駒田!頭を抱えてくれた仲間を信じ、4年後の自分を想像して、立ち上げれ!