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まさかの坂

2010-10-14 | お花・お教室
「Rさんが車にはねられて入院した」
その一報を聞いた時、「えっ!まさか!」
そう、そのまさかが現実だったのだ。

手術も終わって大分元気になったと言う情報を聞き、今日見舞いに
行ってきた。
新宿から「特急あずさ」に乗って1時間40分。甲府駅からタクシーで、
国立甲府病院へ。明るくてとてもきれいな病院。

大きな窓の外には、アルプスが広がって見える明るい病室。
彼女の気分が、少しでも明るく過ごせると思うとにホッとする。

20キロのウオーキングに一緒に参加したり、スポーツジムに通ったり、あんなに元気だった人が
一瞬の事故で、車いすに乗っている。でも、事故から3週間で奇跡的な回復だとか。
不幸中の幸いとしか言いようがない。横断歩道を青で渡っている時に、運転手の
一方的な不注意で後ろから飛ばされたとか。

相手を恨んだり、泣き言も言わず、「こんなに元気になったのよ」とリハビリの様子や
車いすの操作が上手になった事を話してくれる。なんて前向きな強い人だろうと
改めて尊敬してしまう。私なら、「何故、なんでこんな事に」と、うじうじ言いそうだ。



リハビリの様子を拝見した。大腿部骨折で手術した部分のマッサージを受け、その後
整体の先生に首の痛みや腕のしびれを訴え、調整していただいている。

その後歩行訓練だとか、杖が痛々しい。帰宅時間の関係で歩行訓練は見学しないで
帰ってきた。
あまり、頑張らないで、辛い時は愚痴っても良いのよ。と言いそうになった言葉を
飲みこんで、またね。
               

人生何が起こるか分らない。こんな「まさか」がこんなに身近に起こるなんて。