枝の特徴や特性を一生懸命に見つめ、「どうしよう?太くて重そうだし、、、」 と真剣に考えるHさん。
「生かしたい枝、残したい部分をよく見て、後は思いきって切り落としなさい」
アドバイスは必要最小限に。
本人の感性やイメージを生かせるようなアドバイスは、真剣勝負。
無駄を省き疎密を出す事で、一種生けの単調さを感じさせないように。
難しい一種生けを、繊細でシャープな線を生かした作品に完成させた。
Hさんも思わず微笑が。こんな時が私にとっても嬉しいひと時。

「生かしたい枝、残したい部分をよく見て、後は思いきって切り落としなさい」
アドバイスは必要最小限に。
本人の感性やイメージを生かせるようなアドバイスは、真剣勝負。
無駄を省き疎密を出す事で、一種生けの単調さを感じさせないように。
難しい一種生けを、繊細でシャープな線を生かした作品に完成させた。
Hさんも思わず微笑が。こんな時が私にとっても嬉しいひと時。


直感的にそう感じたんでしょうか?すごい!
でも、そう言われると、そんな風に見えますね。
真蘭さんの花に対する構え方が分かります。
真剣勝負が、ここにありですね。
それにしても、一種生けって、禅に通じるように思いました。
みなさんのコメントにびっくり\(◎o◎)/!
でも、確かに禅に通じるものがあるようです。
無駄を総て削ぎとって、「心を生ける 心で生ける」 これってやはり禅に通じるのでしょうか?
2ヶ月も入院していると随分考えることができました。今までのこと、これから先の生き方。今年は節目の年。
私の中の重い枝はばっさり切り落とす勇気が必要と・・・
そしてこの椿の枝のようにスッキリとした生き方を模索しています。まだまだ時間はかかりそうですが。
2ヶ月間の入院生活、活動的なサトさんにとって耐え難い時間だった事でしょう。
未だお若いうちに、ご自分のこれかの事をお考えになられたことは、お忙しいサトさんにとって、この入院が無駄ではなかったと思えます。未だ時間を沢山かけて考えられるんですもの。
この枝のように、背負ってきた重たい枝を、私もバッサリと整理できると良いのですが。
何を表現したいの?この枝の何処が魅力、何処を生かしたい?と何時も問いかけられていました。
たしかに、先生に問いかけられると、「う~ん自分は何をしたいのかな?何処に魅力を感じているのかな」と自問自答しながら生けていました。
そんな時は、茶花のように無駄を省く事が大事。
ね!すっきりしたでしょ。笑