祖師谷教室 清水はな子さんの作品
お教室で生けた花を、ディスプレーする場に運びます。
実際に置く場所に行ってから、場に即した生け方に修正します。ディスプレーする場合
① 商品を汚さないこと。特に和服店では高価な商品が多いので、ユリの花粉や、野ばらの棘などに細心の注意をすること。
② お客様の動線をを考慮し、作品が邪魔にならない場所を選ぶ。、また、四方からの目線を考慮した生け方をすること。
ガラスケースの上に置くようにとの店の要望で、ガラスケースの上に置きました。
観る目線が高くなったので全体的に低めに生ける様に修正。入り口からの目線を一番大事にして、迎え花
としての優しさも出しました。
生け花って
正面から
つまり一方方向から見るって思い込んでいますが
そっか~~
全体から四方からの目線ってのもあったんだ・・
でも
見る方向が変わると
同じ作品でも変化する
平面的な生け花が
立体的になっちゃうんだ
な~るほど・・
下は、同じ作品でも雰囲気が違いますね。
その場に合わせて即修正するのは、上級者でないと難しそう。
さすがだわ。
生け花はいかに立体的に生けるかが大事なんです。
生ける場所、見る位置でぜんぜん見え方が違います。
写真の撮りかたもどの目線で撮影するかで作品が
ぜんぜん違ってしまうので怖いです。
そんな風に感じていただけたら生徒も喜びます。
お花が邪魔になっては生ける意味がありませんので
生ける場所にあわせて作品の手直しをしています。
これを生けた方は師範の免除を取得しました。