少し前に国立の谷保駅前にある和食店「大根の花」で食べた昼の「トンポーロ定食」がとても美味かった。夏が近くなってこのところ蕎麦ばかし食べているせいか、コクのあるものもたまには食べたくなった。そこで美味のレベルでは「大根の花」よりも遥かに劣るけど「トンポーロ」風真似っこ丼に挑戦してみた。外食をしない日の自炊の場合、大抵五合炊きの電気釜できっかり三合を炊くことが多い。三合あれば三回分のご飯ができる。全部食べることはできないので、そのとき食べる以外を冷凍してしまう。これを電子レンジで戻す。豚のバラ肉をこんがりと狐色に炒めて玉ねぎとピーマンも併せて炒める。「大根の花」では白髪ネギが敷き詰めてあった。しかし簡単にする為に手間を省いた。タレは醤油、味醂、清酒を煮詰めて焼き鳥のタレ風に濃いめにつくる。これを焼き豚にかけるだけというもの。
町田の繁華街で数回、食したことがある「スタ丼」というのを思い出した。「スタ丼」は肉の味付けにニンニクをこれでもか!というくらい使っていてその臭気に辟易としながら食べたことがある。こちらは塩、胡椒だけの下拵えのみでいたってシンプルな豚肉の甘辛味が完成。益子焼きの大型丼にたっぷりと盛り付けてモリモリと食べる。すると気のせいか、元気が湧いたような気分になるから不思議なものである。副菜は「おかめ納豆」「ワカメと豆腐の味噌汁」というコンビである。豚丼では街道筋でたまに看板を見かける「十勝豚丼」という北海道からの参入豚丼もあるらしい。こちらの味は知らないが、どんなものなのか、自分の味と比較する為に一度、入ってみようと思っている。豚肉はやはり出し汁のようなものに漬けてコクをつけるべきなのか、素焼きがよいものか判断に迷っているが、色々なバリーエーションで男のしがない料理街道をまっしぐらという感じである。
町田の繁華街で数回、食したことがある「スタ丼」というのを思い出した。「スタ丼」は肉の味付けにニンニクをこれでもか!というくらい使っていてその臭気に辟易としながら食べたことがある。こちらは塩、胡椒だけの下拵えのみでいたってシンプルな豚肉の甘辛味が完成。益子焼きの大型丼にたっぷりと盛り付けてモリモリと食べる。すると気のせいか、元気が湧いたような気分になるから不思議なものである。副菜は「おかめ納豆」「ワカメと豆腐の味噌汁」というコンビである。豚丼では街道筋でたまに看板を見かける「十勝豚丼」という北海道からの参入豚丼もあるらしい。こちらの味は知らないが、どんなものなのか、自分の味と比較する為に一度、入ってみようと思っている。豚肉はやはり出し汁のようなものに漬けてコクをつけるべきなのか、素焼きがよいものか判断に迷っているが、色々なバリーエーションで男のしがない料理街道をまっしぐらという感じである。