70年代のオーディオ全盛期にJBL等と並んでよく売れたイギリスタンノイ社のアーデンという中大型スピーカーがここ数日、横濱ラジオ亭の狭い入り口を塞いでいる。処分したスピーカーの追い金に相当する現品支給品としてやってきた。
輸入発売時から40年近い時を経ているスピーカーだ。このスピーカーはHPD385Aという38センチの同軸型2ウエイユニットが搭載されている。このユニットよりも古い発売時期の通称「ゴールド」ユニットを搭載している38センチ、30センチのスピーカーセットを愛用していた時代もあった。
雑誌などで俗説化しているタンノイはクラシック⁉︎という決まり文句があてにならないことを知ったのもそのゴールドユニット搭載スピーカーと真面目に付き合ってからである。
その後にプロ用モニターブームが素人衆の間で蔓延した時にも九州の由布院にあるカフェに売却したことがある2115システムだったか⁉︎知人からのプロ用スピーカーの下取り品を渋谷にあった事務所で愛用していた時期もある。そんな訳でタンノイとの縁は結構深い。急に紛れ込んだ印象のこのアーデンスピーカーを眺めながら、ラジオ亭におけるステレオ第二セットとしての活用策を思い悩むこの頃である。
今週の営業予定
2月9日〜11日 12時〜19時 2月12日 (日)休業 2月13日〜14日 12時〜19時
2月15(水)休業