コロナウイルスの蔓延を受けてアルバイトの出勤予定日が勤務先の都合で二転三転と覆る日々である。次は4月8日迄出勤がないから、それなら週末カフェを連日オープンにすればいいのでは?と一瞬は思うのだがことはそう甘くない。世の中が異変等で鎮まる時はしがないカフェも一緒に鎮まってしまうのだ。
ついでに便乗閉店にするか?と夜半になって思案してたら寺島靖国氏からの電話がくる。月に数回の電話による時局雑談というところ。
「世間ではライブハウスへ碌々行ったこともないような沢山の人たちの間で、ライブハウスという言葉がとんでもないところですっかり有名になった」「TVなどで繰り返し人が密集するライブハウスが汚染源になったと言うなら超満員電車に一時間も密閉されるのはどうなんだ」「新宿のJも閉めることになったらしい。原因がコロナにあるのかどうか知らないが?」
お互いがコロナ時局に関係した応酬を重ねる。遥か昔TVで日曜日にやっていた保守反動論客の細川隆元、小汀利得が羊羹か何かを摘みながら勝手なことを曰う「時事放談」みたいな組み合わせだ。電話の向こうで皮肉に失笑している様子がありありである。
新宿、吉祥寺などの繁華街のジャズライブハウス、カフェもコロナウイルスによる長期間の客数減が響いてきてダメージは相当に深い昨今である。寺島氏がかっての「メグ」の他に経営していたお洒落なカフェも数軒は残っている筈。しかし、こぼし話は出てこないところを見ると、なんとかうまく凌いでいる様子である。
寺島氏はカフェの真似事をしているこちらの景況にも水を向けてくる。昔から他人の景気が良いなどという話を喜ぶ人ではない。昔、居合わせた「ファンキー」の故野口伊織さん、「A&F」の大西米寛さんを交えてお互いの店のその日の客数を披歴しあっている様子が思い出された。「メグ」の客数が一番悪かったりすると途端に機嫌を損ねるような人物だった。それを熟知しているので当方の応答も低迷路線側に話の舵を取ると寺島氏に喜色が浮かぶ様子が見えてくる。(私)「コロナの影響を云々する以前から絶対に少ない客数の変化が見られないのはうちくらいのものだろう」と自虐風自信に真実を込めて答えるしかない。
何と言っても一日あたりの客数がいつも上限で7人を超えることがない停滞店である。コロナウイルス騒動が起こってもコンスタントに顔を出してくれて見切りをつけていない数名のお客さんの顔が浮かんでくる。(私)「いっそ、都内のブックカフェみたいに入場料制にして1000円を払えばソフトドリンクのお代わりは自由にする。そして店主に会いに来るのだから愛想良く好きな話題に応じる。それで一日10人のお客さんが来て20日営業すれば月商20万円、これに微々たる年金を足せば、貧しくも心豊かな生活が維持できるのだが。。。」いつもながらの小さな「捕らぬ狸の皮算用」っぽいセリフをこちらが口走ったら寺島氏に笑われた。
(寺)「その10人が甘くない。10人が現れるには100人以上のリピーターが変わりばんこで週イチペースで来ないと成り立たないよ」(私)「うちのリピーターはせいぜい30人くらい!あと70人を確保するのは至難の業だね」こんな会話を30分くらい応酬することになる。今回のコロナ事変ともいうべき生活の様相変化の波を被って少し身の処し方を考えざるを得ない寺島氏との電話雑談になった。
4月4日(土)休業、5日(日)オープン13時〜19時 11 12日以降4月中の週末カフェを休業とします。
ついでに便乗閉店にするか?と夜半になって思案してたら寺島靖国氏からの電話がくる。月に数回の電話による時局雑談というところ。
「世間ではライブハウスへ碌々行ったこともないような沢山の人たちの間で、ライブハウスという言葉がとんでもないところですっかり有名になった」「TVなどで繰り返し人が密集するライブハウスが汚染源になったと言うなら超満員電車に一時間も密閉されるのはどうなんだ」「新宿のJも閉めることになったらしい。原因がコロナにあるのかどうか知らないが?」
お互いがコロナ時局に関係した応酬を重ねる。遥か昔TVで日曜日にやっていた保守反動論客の細川隆元、小汀利得が羊羹か何かを摘みながら勝手なことを曰う「時事放談」みたいな組み合わせだ。電話の向こうで皮肉に失笑している様子がありありである。
新宿、吉祥寺などの繁華街のジャズライブハウス、カフェもコロナウイルスによる長期間の客数減が響いてきてダメージは相当に深い昨今である。寺島氏がかっての「メグ」の他に経営していたお洒落なカフェも数軒は残っている筈。しかし、こぼし話は出てこないところを見ると、なんとかうまく凌いでいる様子である。
寺島氏はカフェの真似事をしているこちらの景況にも水を向けてくる。昔から他人の景気が良いなどという話を喜ぶ人ではない。昔、居合わせた「ファンキー」の故野口伊織さん、「A&F」の大西米寛さんを交えてお互いの店のその日の客数を披歴しあっている様子が思い出された。「メグ」の客数が一番悪かったりすると途端に機嫌を損ねるような人物だった。それを熟知しているので当方の応答も低迷路線側に話の舵を取ると寺島氏に喜色が浮かぶ様子が見えてくる。(私)「コロナの影響を云々する以前から絶対に少ない客数の変化が見られないのはうちくらいのものだろう」と自虐風自信に真実を込めて答えるしかない。
何と言っても一日あたりの客数がいつも上限で7人を超えることがない停滞店である。コロナウイルス騒動が起こってもコンスタントに顔を出してくれて見切りをつけていない数名のお客さんの顔が浮かんでくる。(私)「いっそ、都内のブックカフェみたいに入場料制にして1000円を払えばソフトドリンクのお代わりは自由にする。そして店主に会いに来るのだから愛想良く好きな話題に応じる。それで一日10人のお客さんが来て20日営業すれば月商20万円、これに微々たる年金を足せば、貧しくも心豊かな生活が維持できるのだが。。。」いつもながらの小さな「捕らぬ狸の皮算用」っぽいセリフをこちらが口走ったら寺島氏に笑われた。
(寺)「その10人が甘くない。10人が現れるには100人以上のリピーターが変わりばんこで週イチペースで来ないと成り立たないよ」(私)「うちのリピーターはせいぜい30人くらい!あと70人を確保するのは至難の業だね」こんな会話を30分くらい応酬することになる。今回のコロナ事変ともいうべき生活の様相変化の波を被って少し身の処し方を考えざるを得ない寺島氏との電話雑談になった。
4月4日(土)休業、5日(日)オープン13時〜19時 11 12日以降4月中の週末カフェを休業とします。
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