われらしんじんのこども

真人幼稚園の子どもたちの日々の様子や、
  楽しいエピソードなどをお伝えしています。

一学期の終業式を迎えて

2005-07-22 15:20:44 | Weblog
 皆様いかがお過ごしでいらっしゃいますか。
 本日、無事に一学期の終業式を迎えることができました。今学期も様々な行事や日々の活動において、多大なるご理解とご支援を賜りましたこと心より厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。この一学期を各御家庭ではどのように振り返られていらっしゃいますか。私の目から見ますと、どの子どもも本当によく遊び、よく学び、よく見聞きしわかり、大きな成長を遂げてくれたように思います。
 
 まず年少組。四月入園当初の頃を思いだしてみて下さい。今日現在の彼らの姿と比べてみれば、その圧倒的な変化に感動すら覚えます。もう何も心配はいりません。彼らはもはやただの集団ではなく、名実ともに立派なしんじんの子どもであります。彼らひとりひとりの血や肉に、しんじんの精神(つまりそれは生き方)がじわじわとしみこみ始めています。
 
 次に年中組。年度当初の予想をはるかに上回る大変なパワーと熱気でありました。まさに幼児期の黄金時代を謳歌して、他の学年を圧倒し続けております。しんじんの中核を担う立派な学年に育ちつつあり、しかももう既に年中の殻を破ってもうひとつ大人へと脱皮をはかろうとしている子どもも見受けられます。今後の成長がますます楽しみな子どもたちであります。
 
 そして年長組。文句なく素晴らしい学年になろうとしています。さすがと言うほかありません。まさにわれらがしんじんを代表するにふさわしい子どもたちであり、日々刻々と変貌を遂げ続ける姿には心を打たれます。子どもには「自ら育とうとする力」というものが本来的に備わっているのだ、ということを私は彼らから改めて知らされたように思います。
 その彼らと、まもなくキャンプに旅立ちます。一年間、二年間と日々を共に過ごしてきた大切な仲間たちと旅に出ることができるわけですから、こんなに嬉しいことはありません。少なくとも私にとって、それは人生の中ではほんのささやかな、しかし確固たる至福のひとつであります。どうぞ保護者の皆様も安心してお子さんを送り出してあげて下さい。今、われらに機は熟したのであります。

 さて、明日から長い夏休みとなりますが、皆様のご予定はいかがですか?わたくしは今年もかみさんと二人で国内某所をさすらってまいります。皆様も国内外の様々な場所へ行かれることと思いますが、どうぞ怪我や事故には十分気をつけられて、有意義な休暇をお過ごし下さい。この次お会いするのは8月31日(誕生会の日)ですが、このブログは休み中も時々更新する予定ですのでどうぞご覧下さい。

 それではみなさんご機嫌よう!


   

   『待つ』
            まえだ かん

待つ
 
庭に植えた朝顔の種が芽をだすまで
 
待つ

朝顔の芽が蔓を伸ばし蕾をつけるまで

待つ

朝顔の蕾がある朝しずかにひらくまで

待つ

朝顔の花がしおれやがてぽとりと落ちるまで

待つ

ぽとりと落ちた花のあとにかたい種のふくらむまで

待つ

種を包む殻が割れきみの小さな手のひらにのるまで

待つ

秋が来て冬が来て春が来てまた新しい夏の来る日まで

待つ

ただ待つことのできるひとだけがいのちの尊さを知る

















コメント
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