三学期の始業式を迎えて

　皆様いかがお過ごしでいらっしゃいますか。
　本日、三学期の始業式がおこなわれ、子どもたちがまた元気に園へ戻って来てくれました。どんな休暇を過ごしたのでしょうか？　楽しいみやげ話をこれからじっくり聞いてみたいと思います。私の年末年始は今年もどこへも出かけず、家で子どもと遊んだり、普段あまり時間がなくまとめて読むことができないような本を読んだり、めずらしく詩を三篇も一気に書き上げたり、窓からぼんやり外を眺めながら考え事をしたりしておりました。充電もたっぷりでき、パワー全開でまた日々の保育に取り組んでまいりたいと思います。

　さて、この三学期は最も短い学期であり、一年の活動を締めくくる重要な学期でもあると言えましょう。大きな行事はなんと申しましてもやはり、各クラスごとに作り上げる演劇の発表会が挙げられます。すでに各担任は二学期後半からそれぞれの演目について構想を練り始め、芝居作りの基本的な方針や指導のあり方について確認をおこなってまいりました。子どもたちはいずれの学年もすでに日々の保育の中で様々な劇遊びの活動をおこなってまいりましたが、いよいよ発表会を目前に控え、今年はまたどんな素晴らしいお芝居が出来上がっていくのか、私もいまから楽しみにしているところであります。どうぞ保護者の皆様もお楽しみになさってください。
　
　そして、発表会が終わると、本当の春がやってきて、卒園の季節を迎えます。あらゆる行事の中で最も重要で厳かな行事、それが卒園式です。年長組の子どもたちにも巣立つ日が近づいてまいりました。どうか彼らにとってこの三学期が園生活を締めくくるにふさわしい、有意義なものとなりますよう心から願うしだいです。
　なお、昨年末に年長組保護者の皆様方より卒園を記念した見事な手作りのメッセージの額を頂戴いたしました。これはさっそく職員玄関内の壁に飾らせていただくこととなりました。どうぞ園においでの際にじっくりご覧ください。お心のこもった素晴らしい記念品をお贈りくださり、全教職員を代表して改めて心から御礼を申し上げます。ありがとうございました。

　さあ、新学期のスタートです。教職員一同、全力で日々取り組んでまいりますので、今学期もどうぞよろしくお願いいたします。


【今日の一枚】
始業式でのひとコマ。子どもたちはみな目をキラキラ輝かせ、元気一杯新年の挨拶をしてくれました。