プール開き！２００８・夏！

　皆様、いかがお過ごしでいらっしゃいますか。

　先週土曜日には、父親参観に多数のお父様・お母様方からお越しいただきまして、ありがとうございました。改めて御礼を申し上げます。お子さんの様子をご覧いただいていかがでしたでしょうか。普段以上に子どもたちの目がキラキラと輝いていたように思います。お父さんの存在はそれくらい特別なのですね。子どもたちにとっては貴重な経験となったことでしょう。また何かの折に感想などをお聞かせいただければ幸いです。

　さて、梅雨入りした途端に連日カラッとした良い天気が続いています。新潟は昔から「空梅雨」と言われてきましたが、今年もどうやらあまり雨が降らないようですね。どうせ降るならば早めにたっぷり降って、さっさと明けてくれるとありがたいのですが。年長組の真人キャンプも近づいて来るこの頃は、毎年のことではありますが梅雨明けが気になって仕方ありません。今年こそは妙高へ行き、みんなで山にも登りたいものです。

　ところで、今週の木曜日から園児玄関前には今年も子どもたちのプールが設置され、さっそく大勢の子ども達が水遊びを楽しみました。(写真)季節はぐるりとひと回りして、今年もまた夏がやって来ました。ちなみに、わたしは３０歳を過ぎた頃から熱い暑い夏が大好きになりました。その昔（物心ついてから２０歳代くらいまで）夏はそれほど好きでなく、秋と冬が好きだったのですが、どういうわけか歳を取るごとに夏が好きになってきて、いまでは夏こそ自分の季節であるとまで思うようになりました。なぜでしょう？　自分でもよくわかりませんが、歳を取ると自分の中のいろいろなことが変化していきます。良い変化もあれば、悪い変化もあります。ものの見方や感じ方も変化します。あるいは、いろいろな見方・感じ方ができるようになります。それが歳を取ることの意味なのでしょう。
　子どもたちと接していると、時々そのようなことを考えます。たとえば私はもう３７回の夏を知っているわけですが、彼らはまだ３～６回くらいの夏しか知らないのです。それはやはりちょっとした驚きではありませんか？　だからこそあんなにもまっさらな心と体全部を使って新しい季節を受け止めようとしているのかも知れません。目に映るもの、手で触れるもの、すべてが新鮮な驚きと発見なのに違いありません。
　真新しい子どもたちのために、この夏がまた素晴らしいものとなることを切に願います。