狭庭ですので草取りも二日もすれば
一通り綺麗になってしまいます。
雑草は力のない私でも時間をかければ抜くことができるのですが
樹木は私の背丈を越えてどんどん伸びてしまいます。
高所恐怖症の私が脚立に乗ったり
乗って立ちあがって枝を切るのは容易なことではありません。
一番困ったのは松でした。
勤務をしていたときは業者に依頼していましたが
大した庭ではありませんので数年前に自分で剪定できる
高さまで詰めてしまいました。
夏の暑さもあって申し訳ないことに一本枯らしてしまいました。
枯れた松を婿殿が切って片づけてくれたのが去年の話。
もう一本残っていましたが、この4月に丈をつめて
剪定してしまいました。月一回お見えになる患者さんに
大笑いされてしまうほどの形にです。
亡くなった母は松や石が好きでした。
残る一本は枯れないで欲しいと思っているのですが…。
もう一つ大きくなって困っていたのが柊。
虫がついたり、蜂が巣を作らないように
私の丈に合わせて仕事の合間を縫っては剪定をしました。
ここに新築して移ってきたのが昭和52年。
私は桐生に13年住んでいましたが
桐生の土は庭に挿し木しておくと
ほんとに良くついたもので
面白くて色々な木の枝を挿し木しました。
さくらんぼや桜の木の枝もつきました。
今ある庭の樹木は殆ど
自分で挿し木したもので
桐生から転居してきたそのときに
母と一緒に植えた思い出の樹木が殆ど。
この柊は生前、母が植木やさんに植えて貰ったもので
形が出来ていましたので剪定は楽でした。
梯子をかけて左手で柊の木をしっかりつかみ
右手に剪定挟みをもって一本一本切ってゆき
風通しのよい柊に仕上がりました。
小さい孫が来ますので、蜂には気を遣います。
治療所の周囲の麦畑は色づいています。
麦を刈り入れてから田植えになります。
今日見えた患者さんは蛙の声が好きとのこと。
調整している間も蛙は鳴いています。
「ここに来ると安心するんです」と 言いながら
外を眺めておられました。
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