初めての金沢に行くために朝早く羽田へ車を運転して行く。
今までとは違う道を通る。
東京湾の運河の脇を走る道を見つけたからだ。
水面と道路の高さが近く、間を隔てるものは簡単なフェンスなので走っている車窓からでも運河が見渡せられる。
小さいボートが海に向かって気持よく走っていくのが見えた。
金沢に行くのにはANAに乗ることになる。
エコノミークラスだけれども座席シートが変わってスタイリッシュ。
背もたれなどの厚みが薄くなって足元が広く感じる。
ポケットやフックが付き、使いやすくなった気がする。
指定された座席は翼のフリップがよく見える場所だった。
これから仕事をする人のようにあくびや伸びをするようにフリップがジージーと動く。
飛行機の離陸の際にデジカメの撮影が可能になったのは嬉しい変化だ。
日の丸の描かれた翼の向こうに東京タワーとスカイツリーが一つの線上に撮れた瞬間。
東京の中心部がここに集約された感じだ。 こうなると意外と小さいのが東京。
テイクオフ直後。
羽田のボーディングブリッジが見える。 といってもほんの一部。
第1・２・国際ターミナルとそれぞれ20以上のブリッジがあるので実際は幾つなのか・・・？
飛行機がひっきりなしに発着するのを小さい時から見ているので大した感慨もないけれど
Nに言わせると空を見上げると常に飛行機が見える日常の方がレアなのだそう。
一度海の方向へ飛び立ってから金沢に向きを帰る途中にTDLが眼下にあった。
朝も早いのに既に駐車場には半分以上の車が入っているように見えた。
それぞれ楽しい時間を過ごせるといいね。
其の後ぐるりと旋回をする際に見つけた私の住む街。
拡大すると毎日使う駅や、自分や3人の娘達が通った学校、近所のマンション。
自宅は低い建物なのではっきりとは確認できなかったが、それでも見えると嬉しかった。
意外と見えるし、場所が特定出来るくらいに判るもんなんだなぁ。
30分ほど経っただろうか。
街や建物が途切れがちになり、峰が連なる。 山あいに在る街はどこだろうか。
絵のように日本の象徴が見えてきた。 見上げても、上から見てもサマになるのを見るのは新たな感動だった。
ANA機内でドリンクサービスのカップにsuicaペンギンがPRで出張していた。
アデリーペンギンの彼の隣には「ちびすけ」という弟が飛行機のモデルを持ってる。
機内販売でsuicaが使えるそうだが私はPASMO。 使えない・・・。
翼の下には白いマフラーを広げたような雲が敷かれていた。
またその下には幾重もの山並み。
東と西の日本を分断するように山脈が続いている。
地図で見るよりも日本は山山がの占める面積が広すぎだと改めて感じる。
やっと山が切れたと思ったらすぐに海が見えてくる。
一度海上に抜けて左に旋回した機体はゴルフ場上空を北東に進む。
高度が下がっているのが飛行機の影からも判断できるくらい。
1時間にも満たない空の旅がそろそろ終わってしまう。
石川は初めてなので期待度満点だ！
最近フライトで絵葉書を貰うのがちょっとした楽しみになっている。
今回はきれいな空や飛行機の写真、ポケモンジェット（ピースジェット）の3枚。
宛名書き部分の紙質がツルツルし過ぎなので風景印向きではないけれど
男の子宛の郵便にはもってこいのアイテムになる。
ポケモンジェットの葉書はお出かけ好き＆カワイイ物好きの叔母宛に出してみよう！