金沢の橋場から尾張町界隈は古い建物が目白押し。
まずは、昭和5年に建てられた三田商店。
正面玄関の脇には石の突起物があり、下駄底の雪を落とすためのモノだそう。
セメントや瓦の問屋さんの古い看板も年代を感じる。
天保14年創業の自然塗料専門店、森忠商店。
2階建ての木造に不思議な3階部分が乗っているのが珍しい。
2階部分の格子が古い店舗の形をとどめている。
漢方薬香類・黒田永一商店
石黒傳六家 建物は嘉永5年(1852)。
2階壁面は白漆喰塗で塗りごめ虫籠窓。
明治40年に金沢貯蓄銀行として建てられた町民文化館。
外観は黒漆喰仕上の塗篭土蔵造り、建物の中は白漆喰仕上の和洋折衷となっている。
近江町で見つけた「うだつ」 ここにも左官のオシャレ心がある。
古い町並みでもしっくり馴染んでいるピンクの建物。
窓枠の周りにはコンクリートの装飾。
もう営業が終了しているらしい能村屋舗。
コーナーを上手く利用して角切りされた部分に看板とショーウィンドー。
ウィンドーの足元は懐かしい緑色のタイルが健在だった。
屋上にも出られるようになっているのか?手すりが乗っている。
とにかく建物自体がかなりな迫力。
金沢は近江町エリアだけでなく少し脇道にそれても見ごたえのある建物が沢山あり、ブラブラと歩くだけでも楽しい街だった。