『暗幕のゲルニカ』原田マハ を読む。
ゲルニカね、ピカソ、だよね。
美術音痴(というか、そもそも美術に興味がなかった)な私でも知ってるくらい
有名な絵だね。
有名な絵だけれど、正直、ピカソってよくわからない、って思っていた。
でも、原田マハさんという人は
さまざまな美術館勤務を経て作家になった人。
そんな人が描く、絵画の話ってどんなだろう?
国連本部に飾られていたこの名画に暗幕がかけられてしまった、
という事件をモチーフにして、
フィクションとノンフィクションをとり交ぜながらの話に引き込まれて
一気読みしてしまった。
言葉で説明されるゲルニカに描かれているもの、意味、
ゲルニカ空爆の歴史。
実際に見てみたいなぁとも思った。
実際には今、ゲルニカはどこに収蔵されているのか? と思ったら
「国立ソフィア王妃芸術センター」にあるそうです。
スペインのマドリードかぁ。
いつか行く機会が、みる機会があるといいなぁ。
そして原田マハさんの本、また読んでみたいな。
旅行へ行きたい、という願望はとてもあるのですけれど…
機会があるといいなぁ。
(「あるといい」じゃなくて、「つくれ」
自分で「つくらないと」いつまでも来ないぞ!
は承知しているんですけどね…)
私もピカソは全く興味がなかったというか、正直わからん!!という感じだったんですが、
本物を目にしたときは、体を投げ飛ばされたくらいの衝撃がありました。
未だにこの絵とそこに描かれた歴史を葬りさりたと思っている人々が沢山いるというのも納得です。
是非、旅して見てきてください!!