野性派でいこう!

日々の徒然です。子供四人。自然派。遺跡発掘事務所でお仕事。遺跡発掘調査で働き、やっぱり描いたり書いたりする日々。

自宅出産 漫画 その15 最終回

2015-10-11 20:42:26 | 自宅出産 漫画
はい。

いよいよ、自宅出産の漫画は今日で完結。

八年かかりました。

我ながら感動です。
自分自身ここまでくるのに長い道のりでした。

思えば自分らしく開き直るのにずいぶん時間がかかりました。

周りの友たちのほうが、

どーして描かないの?描くのはどーしたの?

なんて、言ってくれるくらいわたしは臆病でした。


今日は、街に出て紙とインクを買ってきました。

(この歳でコミック材料コーナーにいくのはなかなか恥ずかしい!)

まだまだ描きたい事が山のようにあります。

漫画また描きますので、見てください。

と、
言うように、結局、人はその人になってしまいます。

子を
ねばならない!!で、こじらせないように、
そのまんま、その子自身になれるように。

なんて、、、本当は、いまの私は子供と横並び、自分の事で忙しくて、全然お母さんらしくないです。

だって、子にはまだまだ時間があるので、どうぞ存分に悩んでください。
でも、わたしは、そろそろ、進まないと!!と、そんな感じの最近です。

自宅出産 漫画 その14

2015-10-10 21:10:33 | 自宅出産 漫画
さて。

いよいよ、自宅出産漫画が完結していきます。

今回と明日の漫画は、今日完成しました。

今までの漫画は八年前にバタバタしながら描いていました。

実は、これから、また違う話になっていきます。

なので、自宅出産の話として完結していないのが、とても気になっていました。

でも、同時に自分の中に、こんなわたし個人の体験を細々と描いてなんになる…という想いもありました。

ところが、今や時代はかわりましたね。インターネットでブログをやって、みんなに見てもらう事のできる時代になったのです。


そして、いろんな事が起こって、命について考える機会が多くなりました。

そんな時代の流れの中で

自宅で赤ちゃんを迎える。
こんなシンプルな事が、見直されれば、それはずいぶん明るい話だなぁと、妄想します。でも、真剣に。

だって、

妊婦さんが身体を作る事は、生活様式や食べ物を見直す事になるだろうし。食べ物を考えると、自給率まで考えはいくし。
お産婆さんがふえれば、赤ちゃんの都合が優先されるだろうし。

赤ちゃんを迎えるために会社に張り付いているお父さんも家庭に帰ってくるきっかけになるだろうし。働き方や、会社や、制度まで見直されるだろうし。

全部が都合のいい夢みたいな話でしょうか?

自宅出産で事故が起きたら?責任は?


そうですね。
でも、みんなが居心地のいい社会もあり得るのではないかと思うのです。


まずは、こんな出産方法もあるんだと、みんなに知ってもらえたら、それだけでも、ずいぶん嬉しい気持ちです。


自宅出産 漫画 その13

2015-10-09 21:11:42 | 自宅出産 漫画
今回で、過去に描いたものはおしまい。

しかし、ちょっと中途半端な感じ終わっていますね。
あの頃のわたしは本当に漫画描く暇がなかった!!絵もちょっと雑な、感じなのでお恥ずかしい。

だって、ずっと赤ちゃんを抱っこしていたのです。

赤ちゃんって泣くんですよね。

よーくよーく抱っこしました。

抱っこすると泣き止むんですもの!

寒かったのかな?安心したのかな?

抱き癖がつく?
どうせ離れていくんです。最後の赤ちゃんなんて抱き癖つけてやれ!の勢いです。

いまでも、小学四年になった息子に、
ママーッ!なんて言ってこられると、内心嬉しくなっちゃうわたしです。

自宅出産 漫画 その12

2015-10-08 20:15:54 | 自宅出産 漫画
そうです。
病院で赤ちゃん産むと、すぐにお風呂に入れてくれるし、テレビドラマでも、陣痛が始まるとお湯を沸かすので、

産湯、って必要なものだと思っていました。

ところが、漫画の通り!!

自宅での出産は、いろんな事が身の丈で行われるのでした。

産湯いらない、も、大人の都合ではなく、赤ちゃんの体力を思っての事。

冬産まれのわたしの末っ子には胎脂がべったりついていました。

考えてみると、産湯で洗って、ベビーオイルみたいなものをつけるより、
自分の胎脂なら異物でないので安心!

こういう知恵は、もっと一般的に知られて、病院でも、産湯ありなしを選べればいいのになあ、と思いました。



自宅出産 漫画 その11

2015-10-07 20:27:30 | 自宅出産 漫画
懐かしの自宅出産漫画、今回も含め、あと三回になりました。

自分で読み返すと、全然完結していないので、ここで発表しようと今続きを二ページほど描いています。

当時は本当に日常生活だけでものすごくヘロヘロだったのに、描いてる。それだけでもすごいのですが、

いま、改めて思い出しても続きを描けるというのが不思議です。

わたしの中では、当時から今まで、一瞬の出来事なんですね。

はい。子供たちは大きくなりましたが、わたしは、変わらずピチピチです。

自宅出産 漫画 その10

2015-10-06 20:14:23 | 自宅出産 漫画
はい。もう、ここは、読んでいただけばわかります。
胎盤を、食べてみました。
味がどうとか、ではないんですね。

動物としては、どうなのか。
と、思ったら、よし、食べてみるか。
と。


そう。出産するたびに思うのです。

宇宙にまで人類は行っているのに、結局は、人間って動物だ!だって、こんなに痛いぢゃん!誰も変わってくれないぢゃん!
と。


(無痛分娩もありますが、注射で麻酔をするだけで、痛みソノモノは存在するのですから、なんか中途半端だな、とわたしは思うのです。)


次にわたしが、人間はやっぱり動物なんだと実感するのはいつでしょうか。

死ぬ時でしょうか。

それとも、戦争になった時でしょうか。
いえ、戦争なんてことになったら、動物さんやみんなに笑われてしまいますね。なにが霊長類の長でしょう!!


人間は動物の一員だという視点はとても大切だと思うのです。

自宅出産 漫画 その9

2015-10-05 19:27:13 | 自宅出産 漫画
今回と次回は、問題作です。

胎盤を食べる話だからです。

今の文化的生活の概念からは、かなり外れている行為でしょうね。

衛生面に問題はないのか。
(あるわけない。いま、内臓だったので。)

倫理的にどうなのか。
(人肉食べるとか、とはまた別の話だと思う。
しかもバクバク食べたわけでなく、体験的にちょっとかじった程度。
わたしは小さな頃、爪を噛む癖があったので、爪のほうがよほど飲み込まれてる。)


でも、誰がどうとらえるかわからないインターネットにあげる怖さはあります。

しかしながら、
そう!わたしはわからない、自分と違うと思えばますます首を突っ込みたくなるタイプ。
臆病なくせにです。


これを見た人が、そんな事もあるんだー、と、思ってくれたら、いいなぁと思います。


実は、

ふつうそうでしょう。

なんて、言われてわたしはびっくりする事があります。

それ!わたしにとっては全然ふつうじゃないよ!
と、びっくりするのです。
そう言えば、わたしの卒論のテーマは、
「正常と異常の境目」
みたいなものでした。

結局、物事を追及したい感覚が、わたしの根底にはあるのかもしれません。

自宅出産 漫画 その8

2015-10-04 20:45:31 | 自宅出産 漫画
はい。告白します。

助産師さんが間に合いませんでした。

そういう時には、とにかく赤ちゃんの保温。

人肌にぴったりくっつけていて、
と、事前に聞いていたので、慌てないですみました。
それよりも助産師さんが心配していたのは、実は母体の大量出血でした。

ただでさえ貧血のすごい人が、大量出血したら取り返しのつかないことになりかねません。

結果オーライで、明るく語れますが、助産師さんには本当に悪いことをしたと思います。


あのとき、すべてが必要最低限の明かりのなかで行われました。

赤ちゃんをびっくりさせたくなかったのもありますが、
動物に近くなるわたしの神経が刺激されずに、本当に良かったと思います。

子供たちにも新しい命が現れるという興奮はありましたが、すべてが穏やかで、静かで、赤ちゃんはただただ美しいのでした。

自宅出産 漫画 その7

2015-10-03 20:58:57 | 自宅出産 漫画
あ!ああ!

でちゃいます!ついに、今回で赤ちゃんが!

あはは!

しかし、漫画がちゃんと流れていて
我ながら、うまい!



早いもので、この時産まれた赤ちゃんが、今や九歳。
今日は運動会でした。

踊りのあと、遠くに退場する息子を発見。
息子もこちらを見つけて、
見たー?どうだったー?

って聞かれたから、

すばらしい!天才!なにやっても上手い!

と、つい叫んでしまいました。

だって、彼しか見る余裕ないから、他と比べられないし。
彼の精一杯を見たら、もう、素晴らしいとしか言いようがない!


これは、まさしく、四人目だからの境地ですかね。


そんで、自分の漫画にも甘いというわたし!


まぁ。自分の機嫌は自分でとるしかないのです!!!

自宅出産 漫画 その6

2015-10-02 19:49:04 | 自宅出産 漫画
そうなのです。

自宅出産と偉らそうに語っているものの、出産直前は貧血がすごくて、
しかも、予定日まで我慢できずに、ツルリと出てしまった。

だけの話です。

四人目ともなると、妊娠初期は出血。

8ヶ月くらいから、動くとでちゃいますよ、安静に。
なんて状態でした。


昔の人は10人くらい産みましたね。本当にすごいと思います。

そういえば、友達に、
「10年の間に子を四人も産んで、歯も髪も抜けてないだけありがたい事でしょう!」

と、言われた事があります。

そういわれりゃ、そうですね。

もう、ヤマンバみたいになっても不思議はない。

なのに、漫画を描かせていただいてみんなに見てもらえて、本当にありがたい事でございます。


あ、あれ!?これで報われてる感ありますか(⌒-⌒; )