疲れた。
だいたい、漫画なんか描いた事なかったんだよ。
1ページに言いたい事をわーっと描くのはあったけど、
長いのなんて、どうすんだ、と。
でも、もう十五、六年前から描かなくちゃ、描かなくちゃって、なぜか思っていた。
子供が小さな頃には、ネタはあるけど、描く時間がない。
近頃、子供たちがだいぶ大きくなってきて、
描かなくちゃの声は大きくなるけれど、話をまとめるのが本当に大変だった。
コンテストに出そう!と、思い、最後の3日は、仕事を休んだ。
(ありがとうございます。)
ダメかあ。
と、何度か思ったけど、ダメでもいいんだ、と思い直した。
二年前に、ある方から、どっさり、スクリーントーンをいただいた。
古いものらしく端が黄ばんでるのも、使いかけのもあった。
その方も知らずに、偶然にその日はわたしのお誕生日だった。
また、それから、描かなくちゃの声が大きくなった。
それで、今日、コンテストの締め切りなのに、本当に疲れ果てていた状態のところで、母から、
今日おばあちゃんの命日。
と、聞いた。
うーむ。
描かなくちゃ。
いや、結局、流れ的に描けちゃうやつだな、コレは。
と、思った。
次女なんかに、そんな話をすると、
ただの偶然。あるわけない。
と、言われるけれど、わたしは、導かれたりしながら、進む単純タイプ。
今回のコンテスト。
ダメならダメで、もっといいトコに導かれるから大丈夫。
とりあえず、やった!
十五、六年越しのデカイ宿題!!