野性派でいこう!

日々の徒然です。子供四人。自然派。遺跡発掘事務所でお仕事。遺跡発掘調査で働き、やっぱり描いたり書いたりする日々。

カットしてグッ!

2013-12-30 15:04:48 | 日記


正月には、新しい下着と靴下でパリッとした気分で新年を迎えたい。

いつでも下着や靴下が手にはいる昨今には、そんなことを言ってる人は少ない?

でも、なんだか、床屋にいってキリリとした襟足じゃないと新年はね…という気分は絶対譲れない。

冷静に考えると、自分のヘアスタイルは、襟足に刈り上げをしていないのだが。


と、いうわけで、(支離滅裂ではあるが、気分は察していただければ…)

年末に懇意にしている美容院にこれからか、明日カットしていただけるか…と、連絡をとると、
「駆け込みのお客さんが多くてさ。一杯だよ。年明けなら、なんとか。」

と、言われる、そうだよな。
わかる。そんなもんだろう。
前もって計画とか、予約とか、めっぽう苦手で、行き当たりばったりの美学で突き動かされる自分の性。

アーユルヴェーダでは、ヴァータ。シュタイナーに言わせれば、多血質。
三歩あるけば忘れる。
でも、ちょっと大人になりたいの。

美容院を、前もって予約くらいできるようになって、ヤキモキ生きる心労を減らして生きたい。

でも、うなじはパリッと正月、なのだ。
そこは、なんとしても。

自分でカット。

いい案だ。

子育て繁忙期の十四、五年前、久しぶりの美容室で、
「この前のカットはいつですか?」
と、美容師さんにきかれて、冷静に数えると、二年前だった。という過去がある。
その頃の私は、赤ん坊を、泣いたらあやして、おっぱい飲ませて、はっただ歩いただ、熱を出しただ、あせもだ寒いだ
自分の事より他人(自分から出てきた赤ん坊だが、へその緒が切断された途端に自分とは別個体)の事にかまけてかまけてかまけまくって、
四ヶ月か半年くらい髪の毛をカットしていないかな…の感覚が、二年だった。
驚愕だった。
浦島太郎よろしくだ。

その時も、二年前カットして、次が二年後になるなんて夢にも思わず勢い良くカットした。

だから、スタイル的にどうしようもないカットにしてしまったので、後ろで一つに束ねられるようになるまで、
しばらく 自分で カットしていたのだ。

それが、まんざらでもなくうまかった。


今回もそれでいこう。今なら正月明けには美容院で直してもらうこともできる。


エイヤッ!!
カット!!

前髪を作ってみた。口に出すのもはばかられるのだが、気分はじぇじぇじぇ、某
あまちゃんカットだ。

ハイ?なにか?

正月はパリッとこれで過ごそう。








似顔絵って言うより、オーラを見ます。みたいな。

2013-12-29 22:09:27 | こころ

絵を描くことは子供の頃から好きで得意だと思っていたのだが、
中学の頃の美術の成績があまりよくなくて、好きだけど、下手なんだという認識が根付いた。

これは、あの頃の私に起こった重大な悲劇の一つで、
だって、絵に成績なんてこと自体ナンセンスだし、采配をふるう先生の趣味一つだし、そんな評価は気にしないと、言い切れるくらい私はまだ強くなかった。

そんなこともあって、私は未だに絵を描くことは気恥ずかしくて、描いた絵は隠してしまいたい気分になる。

で、も。
なぜだかスイスイと、クリスマスで似顔絵屋さんをやることが決まった。

久しぶりで、うまく描けるか、描いて欲しいとくる子なんているのかなア。なんて、思う反面、張り切って絵の具やペンやらを用意した。

結果。似顔絵屋さんは大盛況。

時間内に描ききれなかった子の分は家で描いて、後で渡すというくらい。

どうして、こんなにみんなが描いて描いてと言ってくれたか、と分析すると。

ただの似顔絵じゃなくて、その子のオーラまで、描いたからかもしれない。

…と、言ったらインチキみたいだけど。



目の前にその子が座ると、絵が見える。

いつも明るくてニコニコしている子だけど、見えるイメージのその子は秋の草原で強い風に立ち向かってしっかりと立っている。それはいつも、ニコニコしている彼女が、実はいろんなことに憤慨も、奮闘もしている力強い姿と重なった。だから、それはそのまま髪を風に吹かれているように描いた。

次のおとなしい小さなお利口な女の子が目の前に座った時には、ボタン雪の振る寒い日、音のない世界にじっと立っている彼女がみえた。でも、心が温まるような色は赤くて甘い匂いの何か…例えばリンゴを後ろにかくしもっていて、ちょっと、ドッキリの仕掛け人みたいな得意顔をしている姿、を、そのまま描いた。

そんな風に、次から次へと前に座った子の絵を描いた。
イメージが見えない子がいないのは、不思議な感覚だった。

昔に手相研究会というサークルに所属し、手相を見まくった時の感覚と似ていた。
封印していたあの感覚が蘇ってしまったのだが、湧いてきて仕方ないモノを目の前に転写する作業は、実は楽しい。

だから、実際の似顔絵とは、トンでもなく違うと思う。

違うんだけど、
そんなのが子供達に受けたんだと思う。

そして、私は人の評価なんて気にしないで、自分の思ったとおりの表現をして、おまけに人も喜んでくれるという経験をした。

それを絵に描くなら、人生最大のクリスマスプレゼントをもらって、嬉しいんだけどビックリ驚いている中学生だった頃の私、みたいな絵になるかもしれない。



集いの宴

2013-12-28 06:53:06 | 日記


十二月二十八日
押しもおされぬ、年末。

年末って、ワサワサしていておちつかない、けれど、素敵なこともたくさんある。

長女のダンスのお友達が泊まりにやってきて、その夜私は仕事納めの忘年会。

彼女たちは、料理でも末っ子のお世話でも、サクサクやってくれるので私も大安心。

私も気持ちよく酔っ払いナイトをすごして、帰宅。

末っ子はちゃんと寝かしつけられてる。

翌朝、目が覚めて食卓にフレンチトーストと、ホットケーキが並んでいる。

ああ。
次この子達が泊まりにきてくれるのはいつかしら。。。

大人気なく盛り上がった私の昨晩を思い出して、赤面。
次のお泊まりには私もコッチに混ぜてもらおうかな。


クリスマス終了!

2013-12-25 19:50:16 | 日記
クリスマスの夜。

早く早く
ツリーを片付けろ!
お嫁にいけなくなると困る!

なんか違う?

でも、一刻も早く部屋をすっきりさせたいの。

はいっ
クリスマス終わり!
ツリーは来年まで、バイバイ!

やっと終わった。イエイっ!

小さな奇跡

2013-12-25 15:44:24 | 日記
盛り上がっている。
私が帰宅するまでは。

テレビつけっぱなし、パソコンつけっぱなし、服脱ぎっぱなし、お菓子食べっぱなし、教科書ノートだしっぱなし、おもちゃだしっぱなし、
ぱなし
ぱなし
が、×4


私はたいてい、帰宅第一声、般若のような形相で、
「片付けろー!!!」

子供たちは膨らんだ風船が急にしぼんだようになって
「ママが帰ってくるとシラケるよね。」

と、言う。


気持ちはわかる。でも、お母さんは毎日パーティーってわけにはいかないのだ。
こんなにてんやわんやの毎日で、やらなきゃいけない事ばっかりで、おしつぶされそうになっていても、

サンタさんは来る。

一つの希望、みたいに来る。



クリスマスの朝、早起きして
「サンタさんがきたーっ!」
と興奮している末っ子と横で微笑む長女。

末っ子が自分の包みに夢中になりながら、私に小さな包みを差し出した。

「ママにも来てたよ。」
当然みたいな顔して言うけど、
私はビックリビックリビックリ!!

サンタさんが私に、来たのは生まれて初めて!

夜中に用意した覚えのないピンクの小さな袋に
「to Shoko」
本当だ。間違いない。

長女がにっこり照れたような顔して微笑んでいる。

チロルチョコとスナフキン。

一つの希望みたいに、スナフキンがちょこんと座っていてくれて、私はちょっと大丈夫な気分になった。

なんでも願いが叶います

2013-12-25 13:49:11 | 日記
骨董市にて。

いろんなものがありすぎてよく解らなくなってきている最中、
木でできている卵型のなにかが並んでいる…のを、何の気なしに手で撫でた。

それに目を止めた店主が即座に
「なに年?」
と、聞いてくるから、
「丑」

と、答えると、
「じゃあこれだ」


その中の一つを手にとって、パカッと開けると、
中に観音様。

ギョロ目の店主は怪しげな小声になって、
「毎日撫でるんだ。願い事がなんでも叶うよ。」

と、言った。


私はすぐに、
自分の中の一番の願い、でも荒唐無稽すぎて、世界人類が幸せにならない事、が頭に浮かんで、

「ひゃー!ダメ!ダメ!ダメ!叶ったらダメ!」
と、言ってしまった。

店主は怪訝な顔をした。

私は、釈明の必要をひしと感じた。叶ったらダメな願い事を胸に秘めてる人間なんて、たぶんそうそういないのだ。


「うーん。大地震か火事がおきて、家がなくなるとローンが終わる…とか、そんな願い事だから。」

店主は急におじさんの顔になり、
「俺はローンはないけど、貯金もないなぁ。金も幸せもみんな人にあげちゃったよ。」

と、しんみり言う。

私が、
「なに年?
観音様撫でればいいのに。」

と、言うと
ワハワハ笑って、

「そうだなぁ。
じゃあ、これいらない?
未来永劫長持ちする檜の台」
と、隣の艶々光った木の台を指差した。

「うーん。私が死んでも残っている檜の台かぁ。」

いらないなぁ。

顔にはっきりでちゃったかも。

店主はまたワハワハ笑って、
「そうだよなぁ」
と、いうおじさんの表情になった。

結局この店では、なんにも買わずに、店主といい加減なやりとりだけをかわした。

にもかかわらず、
不思議なもので、このおじさんとのやりとりで骨董屋さんをやるのって面白そう!そんな思いがポッカリ浮かんだ。

古いはおもしろい、おもしろいは古い

2013-12-23 21:43:02 | 日記


近所の角の古い商店の窓に骨董市のチラシが貼ってあっ

(古くから続く商店というのは間違いないのだが、近年同じ形に建て直していたのでスタイルがアンティークなだけで、古い商店という形容詞は間違っているかもしれない)

やっと今日いけた。

行ってみたら、かなり面白い!

古今東西、魑魅魍魎、
お稲荷さんの神社に集まるところがまたムード満点なのである。


いくつか心引かれたものはあったのだが、お財布に二千円しか入っておらず、
いや、むしろ、たくさんお金をもって行ったら大変なことになっていたかも。


思案に思案を重ね、厳選に厳選をし、我が家にやってきたのは、心を鷲掴みにされた、醤油指し。

なんと、全然全く液垂れしない!

賢く可愛く、うい奴!なのである。

クラッシックカーとミニトマト

2013-12-10 10:53:44 | 日記
おはようございます。

いってらっしゃい。

黄色い旗を持って子供たちに声をかける。

横断歩道に立つ旗当番。

四人目の子供の当番だから、足掛け何年め?

本音を言えば、早く帰りたい。

いや、子供たちの交通安全を守るため!
と、奮い立たせて明るく元気な声をだしてみるけれど、
雨で寒い朝だから、だんだんさみしい気持ちになる。
ふにゃふにゃした気持ちでふと目をあげると、クラッシックカーとミニトマトが並んでいるのが目に入る。
通り端の家の塀の上。

全く人を励ます意図も意志もないんだろうが、
それがなんだかとてもいいと思った。

勝手にそこに並んで置かれていて、でも、安心しきった存在感が、いいと思った。

いいと思ったら、私も感化されたんだ。


雨で濡れた黄色い旗をバサバサと振り回して、

いってらっしゃい!

子供たちの列に大きな声をだしてみた。

世界勉強

2013-12-08 10:52:05 | 日記


いつの間にこんなにたくさんの事を忘れてしまったのかと呆然とする。

最初から知らなかったのかもしれない。

私が高校生の頃は、世界に想いを馳せても、細かい出来事なんて手に負えないって、世界に対してふてくされた態度をとっていたかも。

いま、我が家の高校生達は、拗ねた態度を取らないで、きちんと世界に驚嘆の声をあげている。

私がこの子達に学ぶことはたくさんあって、
まずはこんなふうに、世界に嬉々として分け入って行く態度。

それは、やはり、世界を旅する探検家の土台の精神だ。

私も、もう少し若かったらなんて思わずに、拗ねた態度を改めれば、見える世界が変わってくるかも。なんて思っている。




生きている。パクチー。

2013-12-04 21:02:48 | 食いしん坊


パクチー
香草、大好き。

ちょっと遠い、大きなスーパーで発見!

もちろん、買います。

むしゃむしゃ。モリモリ食べた。

最初は、タイ風お好み焼きとか、フォー風スープとか、
ちゃんと作っていたのだが、

そのうち、私はパクチーだけでいいのだと気づき、そのままむしゃむしゃ食べた。

食べたら、やっぱり食べたくなって、コップに挿してみた。

蘇生力がある。

嬉しい。はやく芽をだせ、たべちゃうぞ。