野性派でいこう!

日々の徒然です。子供四人。自然派。遺跡発掘事務所でお仕事。遺跡発掘調査で働き、やっぱり描いたり書いたりする日々。

夏の学童の話。その5。キャンプ前日。

2017-09-28 18:41:23 | 子育ての事
キャンプの前日。

都合が悪くなったお当番さんの代わりに、急遽一日、わたしが保育に入る事になった。

前の日、仕事先の黒板に、休みます、と、4日分、ダーッと線を引く。
えいやっ!むしろ爽快じゃ!

さて。
前日のお当番さんから、子供たちが元気すぎるので、プールに行くべき、と引き継ぎがある。

本来は、一日、公民館の和室とホールですごす予定を、車を出してくれるお母さんを募り、市営プールへ。

元気いっぱいのお子たちを、室内で静かにしていなさいと閉じこめて、トラブルになるより、

ハイ!外!外!

その代わりこちらも一緒に水に浸からなきゃならない。

子供たちは、四人の子を産みおとし、時には過酷な肉体労働に勤しんできた、40越えのおばさんの体力をおもんぱかる余地などない。

水中で、鬼ごっこ、引っ張り子、潜りっこの判定、などなど、やりきりましたわ。

プールサイドで早弁しようとする低学年男子に、

時間のないいま、弁当かっこんで、プールの中で嘔吐したら、大変だから、
ちゃんと昼の休憩時間にいただきましょうや、と、説明する。

指示命令禁止はしないけど、人生の先輩としての知恵を授けた!つもり。

意外と話せばわかる奴らである。

さて、プールから上がって、公民館へ。

こどもレストランやるから、学年別につくりたいメニューと材料を提出してください!

と、紙を配る。

キャッキャッと集まる子供たち。
乗り気だぞ、やった。

小さな図書室のある公民館なので、一年生は、料理の本を参考に見に行った。賢い。

オレ、やーらない。

いつでもなんでもノーノー言う三年男子(イケメンなのである)
他の学年の盛り上がりを見て、なんと、

寿司を作りたい。
イクラを用意して、ダメなら、ウニでいいから。と、

紙を提出しに来た。

本気ですか!?
いや、こちらが試されてるな。

彼は、ともあれ、
他の学年も家庭で作った事のある料理一つくらいでくると思っていたのに、どの学年も3品は書いてくる。

和、洋、中あり、デザートも豪華!

すごいなあ。
感心しちゃうよ。

コレ、実現できたらホントにすごいよ!



夏の学童の話。その4。こどもレストランをやりたいのは、わたしだけど、みんなも、やりたいよねぇ。に、持っていくには。

2017-09-22 20:04:06 | 子育ての事

で。

最後の二泊三日のキャンプ。
この夏休み最後の。
末っ子六年生の最後の。
わたしがこの保育園に関わって、17年目の最後の。

宿泊先は、自然を体験するという受け身じゃなくて、
事を起こせる施設。

うーむ。
こどもレストランは、どうかな。

わたし自身が小学生の頃の事。五年生くらいだったかなあ。
友達がバナナとリンゴのフリッターを作って通行人に売ろうと言い出した事がある。

友達の家は床屋さんで、おじさんとおばさんは店にでているのが常だから、わたしたちは、この台所でホットケーキだなんだとちょっとしたおやつ作りをよくしていた。
その日もバナナとリンゴでフリッターを作って割り箸に刺して、逆さにした段ボールに付き刺した。
イザ!と、通りに出たとたんに、急に恥ずかしくなって、家に戻って、自分たちでムシャムシャ食べた。

あれ、やっときゃ良かった。って、今でも思う。


これは、長男が小学四年生の頃。
彼が本当にお店屋さんをやった話。
親友がイギリスに越してしまい、自分も行くんだと旅費を稼ぐ計画を立てた事があった。

下の子が保育園に通っていたので、夕方保育園に迎えにいくよ、と言うと、長男がガタガタ何かを用意していた。
保育園に着くとビニール袋に小分けにした白菜の漬け物を他の保護者の方々に売り出した。

あ!
と、思った。
何日か前、遊びに来たわたしの母と台所でなにか仕込んでいたのは、コレだったのか!

子供の企てに、一緒に真剣にノル、母である。

こういう大人って、いるよなあ。
と、思った。

そしたら、
長男から白菜の漬け物を勧められた元園長が、

ねぇ。
毎日でもいい。もっと、持ってきて。
買うから。

と、長男の目をぐっと見て、言っていた。

ああ。そうなんだ。
と、思った。

子供は、小さくて、バカげた事をやるけれど、バカじゃない。真剣なんだ。

そこを、ぐっと、掬いあげたんだ。母も、元園長も。

(長男のその回の売り上げは、8袋売って800円。
何回かやったが、イギリスにはいけなかった。)

とにかく、子供たちが、質量のある労働を遊びに変える事に、夢中になる事はわかっている。

でも、やらされ感が出てしまったら、とたんにつまらなくなる。

わたし自身子供の頃、家で夕飯前にテーブルをセッティングして、メニューを描いて、ウェイレスさんに扮して父や弟に食事を運ぶような遊びは面白かったし、

わたしの子供たちも、小学生、保育園生でも、冷蔵庫の中身で一人一品作る、という事をちょくちょくやった。
それが毎回素晴らしいメニューが繰り出される。

今回のキャンプでも、みんなやれる実力はある。

でも、やらされ感なく持っていくには、ノリ気な子供がいるかにかかっている。

事前に、キャンプでなにやりたい?と、アンケートをとってもらうと、

六年女子が、料理対決、と書いてくれた。

何日か前、彼女のうちの夕飯に、我が末っ子と二人で乗り込んで、彼女の小さい妹や弟も巻き込んで、餃子製作そして食べるパーティをしたのだ。

よし、よし。事前に貼っておいた伏線が効いている。

末っ子は、もうずっと、わたしがどうだろうと考えているのを察知して、

オレはハンバーグを作る!いい?チーズハンバーグいい?

と、聞いてくる。

25人のうち、やる気満々の子が二人。

よし!こどもレストラン!!
なんとかなるだろう!!


夏の学童の話。その3。

2017-09-19 20:09:22 | 子育ての事
お世話になったサーフ屋さんは、サーフボードをくくりつけた自転車を自分で漕いで海までいくお店だった。

やるゾーッと、楽しみが先にあるから、ブリブリ言う暇なくみんな自転車を漕いだ。

で、わたしたちは波に乗った。

もう六年生は瞬く間に乗った。

わたしともう1人、40代ママは、波に揉まれつつ、楽しんだ。

この完全に、大人がついていけない感じが最高だ!と思った。

夏の学童も、大人なんかをアテにしてもらっちゃ困る。

と、いう一日が夏の学童の前にあった。

自転車を力強く操って、人通りのある道もうまく抜けていく子供たちの姿に、サーフコーチのかよちゃんが、しきりに感心してくれた。

そう。かよちゃんが気づいてくれてヤッタ!と、思った。

実は、
自然派保育園を出た子供たちの集う学童だから、親は自然体験をのぞんで預けてくれるのかもしれないんだけど、、、。

でも、本来、あの保育園は、斎藤公子の保育理論を実践する保育園であり、
発達の為に、自然環境に手を入れ、作り変える、までやる保育園である。

その子たちの学童期ともなれば、自然の中で身を置くだけ、体験体験でいいのかな。

わたしは、ときに街をフィールドに冒険させたい!と思っちゃう。

わたしのアルゼンチンに行っている長男も、一年メキシコに行ってきた長女も、
そこが遠く大きなフィールドになっただけ。

大きくなっても、同じ事をしている。

(余談
昨年の学童で、キャンプ場の近隣散策で、一つの班、5人に四百円渡して、オヤツにして、と言った。
お金を使う所なんて、牧場の売店くらいしかないから、飴かクッキーか、ヨーグルトになるかな?というわたしの予想を裏切り。
子供たちは考えに考えて、山を下り、コンビニで箱入りアイスを買ってわけ、最後のお釣りギリギリでうまか棒を買ってわけた。
その、レシートが、後で問題になっちゃった。

すみません。

でも、手を伸ばして掴んだうまか棒、すごいなあって感心しちゃいませんか。)




日曜日の上野にて。

2017-09-12 20:16:03 | 子育ての事
今日の話は学童ではありません。

日曜日に大学生の娘が学園祭で踊るってんで、上野まで行ってきた。

その日の朝、わたしが四時に起きると、いよいよ娘はリビングの床に寝ていた。

毎日終電近くに帰ってきて今日も始発にのるつもりらしい。

仕方ない。祭りなのだ。

フワフワのところで寝ると寝坊するから。と、その勢いで踊るらしい。

さて、日が昇ると真夏のように暑くなった。わたしがお昼過ぎに大学に着くと、ステージは大学敷地内にはない。

上野の駅前の特設ステージにて開催とのこと。

ずいぶん歩く。

道々に学生たちが作品を売る露店を出している。

Tシャツやピアスや、漆塗りの箸や磁器の皿や茶碗。
楽しい。

そして、駅前広場に着くと、たくさんの人。

観客や通行人がみんなステージを見ている。

学科毎のパフォーマンスだから、楽器の操れる学科の出し物は、生演奏。

弦楽団、管楽器、和太鼓あり。
絵画系学科の出し物もキワモノ狙いで面白かったけど。

さて、トリから2番目。
娘たちの学科。

いや。素晴らしかったんですよ。コレが。

娘たちの学科は、楽器もやらないし絵画や彫刻だのモノを創るってんでもない。なにやってんだって聞かれたら、本人もイマイチ説明できない。

娘は、今までダンスをやってきて、発表会みたいな、みんながダンスを見てくれる前提の場では何回も踊っているけれど、
今回は、一般の方が息を呑み、通りがかりの人も足を止めて見入る。

娘が立って、遠くを見つめる、それでその場の全員が遠くを想うって、、、なんだ、すごい事が起こっているのかも。

ウンウン唸って、振り付けを考えるところから間近で見たきたけれど、観る側と観られる側との人生がわかれていくのなら、もう主体的に踊る側にいっちゃってんだもんなあ。

なんだかもう、安心して、わたしも自分の作品創ろうっと。

ちなみに娘たちのチームは、優勝。

客観的にも評価をいただいて、ホントにありがたいことですね。


夏の学童の話。その2。まだ、番外編。

2017-09-10 11:29:34 | 子育ての事
我が末っ子が六年生で、この夏の学童のリーダーになる。

これは、わたしにとっては、大変にやりやすい事だった。
やっぱり学童を組み立てていく子供たちと意思疎通ができる。これは、大切。
今年の六年生は、自分ちの子と、その仲間たちはお腹にいる時から知っているような子たち。

この状況は、最高だ。

さて、その六年生たち。通っていた保育園は一緒であっても、現在通っている小学校はバラバラである。
夏に入る前に一回、みんなの気持ちをまとめたい。堅苦しい会議、じゃなくて、キャンプとか川遊びとか、そんなのがいいんだけど、、、。

やっぱり、みんなで遊ぶと楽しい!
この延長で夏の学童が始まる感じに持っていければいいと思った。

で、夏が始まる前、卒園児で近くにいる六年生みんなをサーフィンに誘った。

実はわたしは、ボディボードなのだけど、波乗りが大好き。

一夏に一回くらいしか行けないのはホントに残念なのだけど、末っ子と二人で、朝から晩まで海に行く年もあった。

今年は、みんなでだ!

サーフィンなら間違いない!必ずみんな夢中になるはず!!

声をかけると、ホントに久しぶりに会う子まで、来てくれて、六年生男子二人。女子三人。

さあ、波乗りだ!


(と。これは、6月終わりの頃の話かな?)

夏の学童の話 その1

2017-09-09 16:48:17 | 子育ての事
8月の話に戻る。

お母さん学童の最後の3日。キャンプ。

5月からの話し合いで、前半の1週間キャンプは、いつもの湖。

後半のキャンプはいつも八ヶ岳に行っていたのだが、保育園側からなぜか八ヶ岳はあんまり、、、などと言われた事もあり、違う場所でもいいんじゃないか、と保護者からの意見も出る。

キャンプの様子を見た事のない保育園側から、なぜ、そのような意見が出るのかは、謎。

わたしの意見としては、三年連続八ヶ岳引率して、その他の勝手のわからないキャンプ場だと、やりにくいな、とは思っていた。

思っては、いたけれど、全体の様子をダラダラ見ていて、八ヶ岳でいきましょう!わたし引率しますから!!
と、言いきる強い心もなく、近づく夏休み。

八ヶ岳のキャンプ場を予約しなかったので、他の候補地、、、
自然豊かで景観の素晴らしい、子の飽きない川遊びなどもできる、
話し合いは右往左往。

子に、本物の環境を!豊かな自然を!

で、経費の見積もりは膨れ上がる。

なにか見失っている。

わたしは、本物の生活をさせたい。

本物の生活、は、遠くの桃源郷にしかない?そんなはずはない。

なにか。なにか。策はあるはず。
どうしたらいい?

すると、同志の学童長が秦野の施設でどうだろう、と推してくれた、

わたしの家から車で20分。

遠くに行かないで、ココでいい。ココがいい!!

市民の小学生は、無料。最高だ。

わたしは、お金よりも知恵に頼りたい。
それが、本当に豊かって事だと信じているから。

さあ、最後のキャンプ?になる。

この器でなにができるか?

アイデアが閃めく時には、スパークして、ウキウキする。

でも、子供25人。
全員の気持ちに火をつけられるかな。

子供たちが、やらされ感を抱くような企画は、マヂで総スカンさえくらう。

できるかできないかは、我が末っ子含む六年リーダーにかかっているぞ。

うむ〜〜!

つづく。




大切なパン屋端会議

2017-09-08 21:54:22 | 日記
パン屋さんに行った。

我が家の近くにこんなパン屋さんがあって、わたしゃ幸せだよ、な、パン屋さんなのだが、

奥様とは、同じ産婆さんにお世話になったりしたご縁で、寄れば近況報告。

まだ、朝ヨガ行ってるのー?

行ってるよー。
でも、8月の終わりはキャンプに行っちゃって、朝ヨガいけなかった。

キャンプ?家族で?

いやいや、よその子も20何人連れてだよ〜〜。

えーっ!!??
ショコさん、何やってるのお!!??

あ、お母さん学童の話、してなかったっけ?

うわあ!すごい!すごい!

なんでも、新鮮に驚いてくれるパン屋婦人である。

改めて、夏のお母さん学童の話をして、
そうだ。ブログでもみなさまに、報告したいのだ。
と、思った。

書くからね〜。
この夏あったドラマを!

いや、ホント、感動したのよ、、、

つづく。




抜けろ!ダメループ!

2017-09-07 19:55:28 | 日記

疲れた〜〜。

今週は、ずっと仕事。

パソコン仕事で脳天キリキリになっております。

おまけに、もうすぐ事務所の引越しなので、ワッサワッサしとります。

それで気づいた。

やたらに疲れて、わたしはガム噛んだり、おせんべいかじったり、コーヒー飲んだり、しちゃう。
無駄なおしゃべりも多くなんだわね。

8月末の学童で過ごした1週間は、意識せずとも白砂糖抜きの生活が送れた(自然派学童なので、おやつや食事も白砂糖使いません。)

あのすがすがしさ。

いまや、濁ったようなダルさ。

疲れて、気を紛らわし、紛らわしてるだけだから、もっと疲れて、また、紛らわす。

ダメループやーん。

あしたは、ガムじゃなくて、昆布噛んでみようかな。

(と、思いつつ、スーパーで目について買った揚げしお銀杏とやら。)

ペース落とそう9月。

2017-09-06 07:50:54 | 日記

こんにちは〜〜

ブログなんですが、わたしも、楽しみに読ませていただいてる方のブログがあって、

まあ、ヨガ関係なんですけど、

毎日でもなんか更新してあると嬉しいものですね。


と、

自分の放置ブログを省みました。



さて、ほいさ。

秋ですよ。

9月も5日。

朝四時に起きてリビングに行くと、ソファで娘が寝ておりました。

学園祭の神輿製作が大変で、始発ででるから、ソファで寝たとの事。

だいたい彼女の愚痴は、いつも神輿製作だ、ダンスの振りや衣装がどうだとか、

基本、楽しそうなので、あまり同情の感はわきません。

でも、まあ、走り過ぎて、乱さないでね、
と。

長年、爆走して乱しまくってきた年長者らしくアドバイスをする、わたくしでした。



やってやりましたよ。

2017-09-01 07:22:25 | 日記
車のタイヤがパンクした。

朝ヨガの帰りだったので、早朝!

ヨガの仲間がまだそのへんにいるかな?
助けを呼ぼうかな、と思ったけど、

自分で応急タイヤに替えてみようと思った。

以前に友達の車のタイヤを交換した事がある。
免許とったとき、教習所でも習ったし、一人でもできるだろう。

と、思った。

しかし、作業している間も心は、折れる折れる折れる。

車の説明書見ながら、こんなとこにあったんだ!の応急タイヤを取り出して(これにだってかなりてこずる)

ジャッキのコツが掴めない。
全然ジャッキが上がらん。

誰か呼ぼう。呼ぼう。

携帯を掴むが、近くに居そうな人の電話番号は知らない。
いつもSNSのメッセージのやりとりだから、すぐに見ないだろうなあ。

腹を決めた。

わたししかいないんだ。

もう一度ジャッキに向かうと、出来た!

あとは、淡々とやればいいのだ。

しかし、早朝とは言え、けっこう人通りはあるのに、誰も声かけてくれないもんなんだなあ。

はああ。

いかんっ!!

わたしの甘え癖だ!

いま、わたしは、一人でタイヤを交換したいから、一人で立ち向かっているのだ!

ジャジャーン!!

出来た出来た!

時計を見たら30分程度しかしかかっていない。

やるじゃん、わたし。

さあ、帰ってお弁当作らなきゃ!
いつもの日常に戻ろう。