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都合が悪くなったお当番さんの代わりに、急遽一日、わたしが保育に入る事になった。
前の日、仕事先の黒板に、休みます、と、4日分、ダーッと線を引く。
えいやっ!むしろ爽快じゃ!
さて。
前日のお当番さんから、子供たちが元気すぎるので、プールに行くべき、と引き継ぎがある。
本来は、一日、公民館の和室とホールですごす予定を、車を出してくれるお母さんを募り、市営プールへ。
元気いっぱいのお子たちを、室内で静かにしていなさいと閉じこめて、トラブルになるより、
ハイ!外!外!
その代わりこちらも一緒に水に浸からなきゃならない。
子供たちは、四人の子を産みおとし、時には過酷な肉体労働に勤しんできた、40越えのおばさんの体力をおもんぱかる余地などない。
水中で、鬼ごっこ、引っ張り子、潜りっこの判定、などなど、やりきりましたわ。
プールサイドで早弁しようとする低学年男子に、
時間のないいま、弁当かっこんで、プールの中で嘔吐したら、大変だから、
ちゃんと昼の休憩時間にいただきましょうや、と、説明する。
指示命令禁止はしないけど、人生の先輩としての知恵を授けた!つもり。
意外と話せばわかる奴らである。
さて、プールから上がって、公民館へ。
こどもレストランやるから、学年別につくりたいメニューと材料を提出してください!
と、紙を配る。
キャッキャッと集まる子供たち。
乗り気だぞ、やった。
小さな図書室のある公民館なので、一年生は、料理の本を参考に見に行った。賢い。
オレ、やーらない。
いつでもなんでもノーノー言う三年男子(イケメンなのである)
他の学年の盛り上がりを見て、なんと、
寿司を作りたい。
イクラを用意して、ダメなら、ウニでいいから。と、
紙を提出しに来た。
本気ですか!?
いや、こちらが試されてるな。
彼は、ともあれ、
他の学年も家庭で作った事のある料理一つくらいでくると思っていたのに、どの学年も3品は書いてくる。
和、洋、中あり、デザートも豪華!
すごいなあ。
感心しちゃうよ。
コレ、実現できたらホントにすごいよ!