野性派でいこう!

日々の徒然です。子供四人。自然派。遺跡発掘事務所でお仕事。遺跡発掘調査で働き、やっぱり描いたり書いたりする日々。

日曜日の爆弾

2014-06-24 08:10:05 | 日記


日曜日はおにぎりをもって、

子供の頃もよく出かけた。

母の作ってくれたおにぎりは、

三角の梅干しやおかかの印象がまるでなくて、

爆弾。

爆弾おにぎり、と言うのが我が家での呼称だったので、思い出して今回つくってみたら、末っ子は心底びっくりした顔をした。

爆弾!?なんで、そんな(物騒な)名前なの???
目を白黒。



海苔を敷いて、甘辛く味をつけたひき肉のそぼろ、ごはん、の順に丸く握る。

何てことはない。いや、むしろ美味しい。ご馳走おにぎりだ。

でも、見た目が海苔で真っ黒。

海で波に揉まれたあと、砂にまみれて頬張った爆弾おにぎりも、末っ子の子供時代に刻まれたかな。


風の通る学校

2014-06-14 14:28:14 | 日記


自分の中学時代を思い出すとこっぱずかしいことばかり。

そのせいか、自分の 子供達の中学校にも顔を出すこともめったにない。

しかし、授業参観なるものがやってきた。

上の子達も含めて、何回かしか見たことがない。

授業は数学。

みんな頑張ってる。

でも、付いてきた末っ子はすぐに耐えられなくなって、
探検しようぜ
と、私を誘う。私も、そろそろ限界だったので、合意。

職員室前の掲示板を見て、トロフィーを見て、
行き着いたのは風の通るホール。
とても気持ちがいい。

かつての自分の中学時代。
ギュウギュウに押し込められて、でもそれなりに過ごしていた。あそこにもこんな風が吹いていたのかな。

今では全然覚えていない。



窓からの眺め

2014-06-13 18:26:56 | 日記
現場であまりにもイキイキしていたワタクシが現在いるのは、窓のない部屋。

震災直後は怖くてここに長くは居られなかったのだが、今はここでお仕事できるようになっている。

窓の変わりにと、貼っていただいたレバノンとマチュピチュ。

しばらく、窓の変わりだったのだが、
そろそろ違う風景を見たいんじゃない?と気遣っていただいて、

廊下へむけた小さな窓(我々の間では検尿カップを置く窓と呼ばれている)

からの風景がイキナリ都会。

しかも、五人の人に覗かれている。


うーん。でも、この心遣いが嬉しいじゃないですか。

深い深い森の如く。

2014-06-06 19:04:25 | 日記


「こっちは、たかだか100年前の事がわからなくて、うんうん言っているのになあ。

隣の部屋では縄文時代だもんなあ。」

我々のお仕事は、そんなお仕事。

わかんない。わかんない。いろいろ見てきた人ほど、言うような気がする。

深い深い遺跡の森。

隣の方のお昼はブラジル。

ますます、どこにいるかわからなくなる。