野性派でいこう!

日々の徒然です。子供四人。自然派。遺跡発掘事務所でお仕事。遺跡発掘調査で働き、やっぱり描いたり書いたりする日々。

反抗期への反抗

2012-05-02 21:45:10 | 日記
高校生の長男とくだらない事でぶつかりあう。

時に私の生理的イライラに論理的に反論してくるので、その挑発にのってしまい、心底嫌な気分になる。

しかし、
ヤツが不機嫌で必要以上に反発してくるとき…それは、決まって我が家の食料が貧しく、胃袋と精神が漠然と満たされていないときである。
その関係性に気づいた私は、朝、這うように寝床から抜け出し、動かない体にムチをうち、空っぽの冷蔵庫と食品棚から、せめて母親らしくヤツが暖かい気持ちになれるようなお弁当を、と奮闘する。
今朝はとりわけ頑張った。昨晩も寝る前にお互いに乱暴な言葉をやりあったからだ。

ヤツの分、中学生の二人の娘、そして私の。

四つのお弁当が出来上がる。

それにしても、今日はゆっくりだな。

間もなく、いつもより遅くリビングに現れたヤツは、私の力作弁当を見て一言。
「今日は遠足だから、お弁当いらないよ。言ったじゃない。」

「いつ言った!?」
私は絶望の淵から目を見開いた。

「ずっと前」
ヤツはちょっとすまなそうな顔をした。

私の力作弁当は無駄になったけど、反抗期への反抗としてはちょっと私にブがあったかな。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿