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高校生の長男とくだらない事でぶつかりあう。
時に私の生理的イライラに論理的に反論してくるので、その挑発にのってしまい、心底嫌な気分になる。
しかし、
ヤツが不機嫌で必要以上に反発してくるとき…それは、決まって我が家の食料が貧しく、胃袋と精神が漠然と満たされていないときである。
その関係性に気づいた私は、朝、這うように寝床から抜け出し、動かない体にムチをうち、空っぽの冷蔵庫と食品棚から、せめて母親らしくヤツが暖かい気持ちになれるようなお弁当を、と奮闘する。
今朝はとりわけ頑張った。昨晩も寝る前にお互いに乱暴な言葉をやりあったからだ。
ヤツの分、中学生の二人の娘、そして私の。
四つのお弁当が出来上がる。
それにしても、今日はゆっくりだな。
間もなく、いつもより遅くリビングに現れたヤツは、私の力作弁当を見て一言。
「今日は遠足だから、お弁当いらないよ。言ったじゃない。」
「いつ言った!?」
私は絶望の淵から目を見開いた。
「ずっと前」
ヤツはちょっとすまなそうな顔をした。
私の力作弁当は無駄になったけど、反抗期への反抗としてはちょっと私にブがあったかな。
時に私の生理的イライラに論理的に反論してくるので、その挑発にのってしまい、心底嫌な気分になる。
しかし、
ヤツが不機嫌で必要以上に反発してくるとき…それは、決まって我が家の食料が貧しく、胃袋と精神が漠然と満たされていないときである。
その関係性に気づいた私は、朝、這うように寝床から抜け出し、動かない体にムチをうち、空っぽの冷蔵庫と食品棚から、せめて母親らしくヤツが暖かい気持ちになれるようなお弁当を、と奮闘する。
今朝はとりわけ頑張った。昨晩も寝る前にお互いに乱暴な言葉をやりあったからだ。
ヤツの分、中学生の二人の娘、そして私の。
四つのお弁当が出来上がる。
それにしても、今日はゆっくりだな。
間もなく、いつもより遅くリビングに現れたヤツは、私の力作弁当を見て一言。
「今日は遠足だから、お弁当いらないよ。言ったじゃない。」
「いつ言った!?」
私は絶望の淵から目を見開いた。
「ずっと前」
ヤツはちょっとすまなそうな顔をした。
私の力作弁当は無駄になったけど、反抗期への反抗としてはちょっと私にブがあったかな。
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