昨夜不思議な夢をみました
夕暮れ時のロードワーク
西鎌倉から鎌倉山へ登り始める頃
いつも決まって走るタクシーがあって
いつも僕を追い抜いていく
同じナンバー
カラフルで楽しくなるような絵が描かれているタクシー
タクシーは今日に限って
手もあげないのに僕の前でスッと止まる
そのドライバーは安藤サクラに似ていて、
笑顔に促されるままに乗り込むと、
行き先も告げないのに走り出す
少しうとうとして
目が覚めると
僕の知らない場所
でもとても懐かしい
タクシーを降りると高校生の僕がいる
彼は僕が誰か直ぐにわかったよう
彼は僕に尋ねる
私は将来どんな仕事をしてますか？
未来を教えちゃだめだから
僕は彼にいう
ひと楽しい気持ちに、ひとを幸せにする仕事だよと嘘をいう
彼は喜んで、でも今は父親がうるさいと愚痴る。誰も信じてくれないという
彼は僕に、今は幸せかと聞く
僕は少し言葉に詰まる
僕を待っていた安藤サクラ似の
タクシードライバーが
代わりに答える
それが分からないから人生は面白いのよ
でも、彼はあなたに会いにきたのよ
あなたを応援しにきたの
あなた迷ってそうだから
おとなはひとを待たないの
自分から会いにいくものよって
ギターケースを担いだ彼は明るく頷いて
僕が乗るタクシーに手を振ってくれた
安藤サクラ似のタクシードライバーが言う
今から始めてもいいんじゃないのって
どうしてこんな夢をみたのかな？
森の空気に触れたからかな
昨日、ブログで生まれ故郷の街に住んでる素敵な家族の皆さんと繋がったからかな。
さあ、今日も一日、明るく行こうか！
