本日は5月4日。
国鉄時代、54と名の付く機関車には『ジンクス』があると云われていたようです。
1977年3月号の『鉄道ファン』誌にも『"54"機関車因縁ばなし』という
記事が掲載されていました(あいにく所持していませんが・・)
思いつくところでは、C54型蒸気機関車、ED54型とEF54型の直流電気機関車、
DD54型ディーゼル機関車といったところでしょうか。
こうしてみると、たしかにマイナーな機関車が多いようです。
今回は、その中から『ED54』を紹介したいと思います。(模型ですが・・・汗)
ムサシノモデル製 ED54です。
購入したのは1990年代後半だったかと思います。
アメリカ製の小粋なED19、イギリス製の武骨なED17とは、また趣の異なるスイス製の機関車です。
屋根肩の丸みも優雅♪
交友社刊『電気機関車展望 1』のED54の記事中、『ブーフリ式という精密な
駆動装置は輸入当時は振動が少なく、東海道線のどこかのカーブで高速でも踵を
着けたままでいられた』というような、一文が印象に残っています。
しかしながら、輸入されたのが2両と数少ないのに加えて・・
当時の日本の技術が追いついておらず、次第に調子が悪くなっていったという、この機関車。
廃車された時期は早かったものの、1両が大宮工場の片隅に長らく放置されていて、
1960年代中頃まで現存していたそうですが、残念ながら保存される事もなく解体されてしまったそうです。
そんなところにも『ジンクス』を感じさせられる、悲運の機関車でした。
国鉄時代、54と名の付く機関車には『ジンクス』があると云われていたようです。
1977年3月号の『鉄道ファン』誌にも『"54"機関車因縁ばなし』という
記事が掲載されていました(あいにく所持していませんが・・)
思いつくところでは、C54型蒸気機関車、ED54型とEF54型の直流電気機関車、
DD54型ディーゼル機関車といったところでしょうか。
こうしてみると、たしかにマイナーな機関車が多いようです。
今回は、その中から『ED54』を紹介したいと思います。(模型ですが・・・汗)
ムサシノモデル製 ED54です。
購入したのは1990年代後半だったかと思います。
アメリカ製の小粋なED19、イギリス製の武骨なED17とは、また趣の異なるスイス製の機関車です。
屋根肩の丸みも優雅♪
交友社刊『電気機関車展望 1』のED54の記事中、『ブーフリ式という精密な
駆動装置は輸入当時は振動が少なく、東海道線のどこかのカーブで高速でも踵を
着けたままでいられた』というような、一文が印象に残っています。
しかしながら、輸入されたのが2両と数少ないのに加えて・・
当時の日本の技術が追いついておらず、次第に調子が悪くなっていったという、この機関車。
廃車された時期は早かったものの、1両が大宮工場の片隅に長らく放置されていて、
1960年代中頃まで現存していたそうですが、残念ながら保存される事もなく解体されてしまったそうです。
そんなところにも『ジンクス』を感じさせられる、悲運の機関車でした。