『カブ』と言ってもバイクの話ではありません。
1980年代に某操車場で構内係として働いていた事は
これまでにも何度かお話してきましたが、
今回は緩急車の思い出話を。
当時の現場では緩急車の事を『カブ』また『ヨメさん』などと呼んでいました。
『カブ』=アメリカのカブースから、『ヨメさん』=ヨ5000型などの形式から
取っていたようです。
この『カブ』の暖房設備はストーブ。
燃料は、石炭と灯油の2種類です。
冬場には、そのストーブへの燃料補給のアルバイトのような作業があり、
臨時収入として人気がありました^^
当時働いていた操車場にはハンプもあり、『カブ』ばかりを集める方向別線に
次々と仕分けられて来るのですが、中には入換えの都合上、ポツンと1両だけ
遠くに停められる『カブ』もあります。
そんな時、石炭か?灯油か? という事を一目で見分けられる印がありました。
なんだかお判りになりますか??^^
ちなみに、このヨ8000型は灯油ストーブ搭載車です。
そして、こちらのワフ29500型は石炭ストーブです。
そうです^^ 妻面標識燈上の白線の有無で見分けられるんです。
白線入りが灯油ストーブ、白線無しが石炭ストーブ搭載車でした。
この白線のお陰で、重い石炭を持って行ったのに灯油だった(涙)!!
などという苦労をしなくて済みました^^
皆さんも、お手持ちの写真がありましたら、見分けてみてください^^
そんな『カブ』でしたが、1985年3月改正で赤い円板に取って変わられてしまい、
締まりのない貨物列車となってしまった事は、皆さんもご存知の事と思います。
1980年代に某操車場で構内係として働いていた事は
これまでにも何度かお話してきましたが、
今回は緩急車の思い出話を。
当時の現場では緩急車の事を『カブ』また『ヨメさん』などと呼んでいました。
『カブ』=アメリカのカブースから、『ヨメさん』=ヨ5000型などの形式から
取っていたようです。
この『カブ』の暖房設備はストーブ。
燃料は、石炭と灯油の2種類です。
冬場には、そのストーブへの燃料補給のアルバイトのような作業があり、
臨時収入として人気がありました^^
当時働いていた操車場にはハンプもあり、『カブ』ばかりを集める方向別線に
次々と仕分けられて来るのですが、中には入換えの都合上、ポツンと1両だけ
遠くに停められる『カブ』もあります。
そんな時、石炭か?灯油か? という事を一目で見分けられる印がありました。
なんだかお判りになりますか??^^
ちなみに、このヨ8000型は灯油ストーブ搭載車です。
そして、こちらのワフ29500型は石炭ストーブです。
そうです^^ 妻面標識燈上の白線の有無で見分けられるんです。
白線入りが灯油ストーブ、白線無しが石炭ストーブ搭載車でした。
この白線のお陰で、重い石炭を持って行ったのに灯油だった(涙)!!
などという苦労をしなくて済みました^^
皆さんも、お手持ちの写真がありましたら、見分けてみてください^^
そんな『カブ』でしたが、1985年3月改正で赤い円板に取って変わられてしまい、
締まりのない貨物列車となってしまった事は、皆さんもご存知の事と思います。
突放は、さんざんやりました!!
あれって、飛び降りるより、飛び乗る方が怖いんですよ^^;
構内の入換えは無線機を使っていましたが、本線のカマ付けは手旗でした。
EF60、EF64、EF65、EF66などを誘導しましたが、その姿を写真に残して
おけば良かったと、今さらながら後悔しています^^;
ダルマストーブの石炭は、燃え殻の始末が大変なので皆して嫌っていました(笑)
お邪魔いたします。
“構内さん” だったのですか。
大変な仕事ですよね。
トッポウなどは経験されたのですよね?
華麗な足捌きで貨車から貨車へ
飛び移っておられたのでしょうか…
手旗合図などはお手の物ですよね。
最近は防護無線がありますから
ヨも必要なくなりましたね。
ダルマストーブ見たことありますよ。
むしろ石油は知りませんでした。
石炭の独特な香りを覚えております。
当ブログにしては長文かな?と思っていましたが、
2度読みして頂けましたか^^
ナイス!ともども、ありがとうございました♪
操車場で働く前は自分でもあまり気に留めていなかったようでして、
今回、貨物の写真を探してみても『カブ』が写っているものは
ほとんどありませんでした^^;
まぁ、そんなものですよね(笑)
呼び方は、ヨメさんの他に『ヨッパライ』などと呼んでいる人もいました(笑)
ヨメさんにしては、大き過ぎる鉄の塊ですよね^^;
トリビアなお話で、大変興味深く2度読みしました。
ナイス!です
正直、あまり気を止めた覚えは無いですが(汗)白線には仰るような意味があったのですか。ヨ=ヨメさん、と言うのが面白いですね。昨年、久留里線へ行った時沿線でワフ29500の廃車体を見かけて、写真を撮って帰ったことがありました。2軸貨車の車体も、目の当たりに見ると大きいものですね。