ショッポーの趣味部屋

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車両の顔 Vol.44

2013-04-15 19:36:24 | 旧 車両の顔100選
車両の顔の第44回です。

今回のお顔は・・・

イメージ 1
そうです^^
クモハユニ44 801です。

4月4日に日付ネタで登場しましたが、再びの登場です(汗)
どういう訳かクモハユニ44は、この801とばかり出会っていました。

正面の3枚窓が、右へ行くに従い段々と小さくなっていき、窓枠の下側が
階段のようになっているのがユーモラスです(笑)

向かって右側の縦樋だけがクリーム色の部分にまで青15号で塗られていますが、
前年に出会った時は普通の塗り分けだったので、1年の間に縦樋の修理でもされたのでしょう。


801は1935年5月、モハユニ44 002として落成。
新製配置は田町電車区でした。
その後、1950年5月に伊東支区へ転属。 
翌1951年3月には富士電車区へ。
この時から身延線での使用が始まりました。

1959年に全面低屋根改造され、独特の風貌となり、車番も44801へと改番。
1969年に所属が沼津機関区へと変わりますが、依然身延線で使用され、
1981年8月に身延線が新性能化される際に、クモユニ143へとバトンを渡し
1982年2月に廃車となりました。


改めて顔を見てみると、リベットの頭が何箇所も無くなっています。
43年間働いてきた証なのでしょう。

人は皺に歴史を刻むといいますが、鋼鉄車はリベットを削られて歴史を刻むようですね。


撮影は1978年3月26日、富士電車区でした。

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4 コメント

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Unknown (SL-10)
2013-04-16 06:44:00
おはようございます。
>鋼鉄車はリベットを削られて歴史を刻む
そうなのでしょうね、
いろいろな経験を積んできた証ですね。
しかし、なぜ正面窓はこんな段差付なのでしょうね。
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Unknown (ショッポー)
2013-04-16 19:54:00
SL-10さん、こんばんは。
コメント&ナイス!ありがとうございます♪
正面窓枠は、なにかしらの理由があるのでしょうねぇ(謎)
まさか大船工場の木工職人さんが、洒落で階段状にしたとは考えられないし・・(笑)
ワイパーモーターとか、その辺の絡みなのかもしれません。
4両という小世帯のクモハユニ44でしたが、そのどれもが正面窓枠の形が
違っていたというのも、今になって気になります(笑)
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Unknown (tom)
2013-04-16 20:52:00
こんばんは
流電や合いの子みたいに流麗な美しさは感じませんが、機能に徹した美しさを感じますね。
小生もS53.1に801に遭遇していましたが、左雨樋はもう青でした。窓枠で番号がわかるのは面白いですね。
返信する
Unknown (ショッポー)
2013-04-16 22:31:00
>tomさん。
こちらにもコメント&ナイス!をありがとうございます♪
さしづめ、質実剛健の美しさといったところでしょうか♪
tomさんの証言で、左雨樋の塗られた時期が、さらに狭められました^^
こうなると、塗られた時期の詳細を調べたくなってきますねぇ^^
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