2023年文庫ベストテンNo. 1は伊達じゃない?
例によってAmazonさんがまたおススメ
の本をプッシュしてきました。
先日の「花束は毒」(織守きょうやさん著)
はここ最近のミステリーものでは個人的
最高のヒットだったのもあり、そこまで
推してくるのなら今回も信じても大丈夫
かと思い、Amazonさんのお誘いに乗って
みることに。
今のところ2024年読んだ中でベストミステリー小説
実は元々、都市伝説系のお話は大好物。
更に2023文庫のランキングの第1位という
のなら読んでみても間違いないかなと。
早速読んでみました。
この本はあの旧ソ連時代に起こった有名な
「ディアトロフ峠事件」がテーマなので
どう転んでも退屈などしないと思ったのは
少々浅はかだったかもしれません。
最初からずっと著者が関係者達に会って
地道な聞き取り調査をする模様の描写が
延々と続き、謎がどうなのかはなかなか
進展しません。
そういうのも別に苦にしない体質だと
思っていたのですが、さにあらずでした。
途中からちょっともう耐えられなくなり
普段したことがないページをパラパラっと
見ながらスキップをすることが多発して
しまうという。
そんな事をしながら読み進めていたら
いつの間にか数多の説を検証する結論部分
に到達。ようやく面白くなってきた!
などと思ったのも束の間、でももう残り
ページが殆どありませんという緊急事態に。
この本の一番面白い部分が(※感覚には個人
差があります)あまりにさらっとしすぎて
ペラッペラで足りないでしょうと。
そこに一番興味があり、大事でもあるの
だからもっとページを割いて欲しかったし
なんなら全体の構成の三分の一ぐらいの
ボリュームでも良かった気すらしました。
感じとしては(またこの例え?)フルコース
料理で最初のスープを飲んでいたらメイン
などをすっ飛ばし、いきなり締めの珈琲
が出てきたみたいというか。
きっと著者の方としては長い年月を掛け
とても苦労して足で調査した部分こそ一番
書きたかったことなんでしょうけど、、。
なので読後にYouTubeの方で改めて検索し
動画の方でディアトロフ峠で一体あの時に
何が起こっていたのかの色々な説に関して
濃密に補完、堪能をさせていただきました。
(だったら最初からYouTubeで良かった説)
今回ディアトロフ峠事件の謎と一緒に判明?
したのは、あのAmazonさんのオススメ
でも時には個人的相性などで、イマイチな
結果に終わる可能性があるという事でした。
次はもっと注意深くあらねば。
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