©︎「silent」フジテレビ
回を追うごとに評判が評判を呼び、人気が急上昇
そしてつい昨日放送が終了したTVドラマ「silent」
の最終回を見てみました。
理由はふとしたきっかけで目にした、このドラマ
の脚本を担当している方の言葉がひっかかった
からでした。
脚本家の生方美久さん曰く、
「どう生きるかは本人が決めること。どんな過去が
あって生きてきた人なのか、それを知らずしてある
一面だけを見て人格を決めつけ否定し、罵る、、、
そういう人がいなくなって欲しいです。ドラマに
対してだけでなく、リアルでも」
個人的に以前からここ最近の世の中の風潮には
色々思うところがあったので、生方さんの
この言葉はとても重く響きました。
なので最終話だけでも見てみようと。
ということで基本的なあらすじを頭に入れ最終話を
見たのですが、まず最初の感想があの今となって
は懐かしの大河ドラマ「麒麟がくる」に帰蝶姫役で
主演していた川口春奈さんが、このドラマでは
なんて素敵で立派になって、、という少し普通とは
ズレた?不遜なものだったという。
それは置いておいてsilentですが、今時珍しく
とても丁寧に作られたTVドラマだなと。
過剰な演出を避け、登場人物の心情を出来るだけ
繊細に描こうとしているのが伝わってきました。
フジテレビ系のドラマなのでもっと盛り上がる
場面で音楽がドーンとくるとか、クレーンカメラ
でぐるぐるするのかと思ったらそんなこともなく。
お話が淡々と進むので落ち着いて見れました。
生まれ育った環境、経緯が違う他人と本当に心の
底から分かり合う事は至難の業と思うことが
多々だったりしますが、それでも諦めず言葉を
紡ぎ自分の気持ちを伝えることの大切さを
このTVドラマで感じれました。
というか最後だけちょろっと見ではなくちゃんと
最初から見るべきだったと反省しました。
次の生方美久さん脚本の作品ではしくじらない
ように気をつけなければ。
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