やはりツヤあり派?
最近の好みというか流儀でちゃんとリニューアル調整し直した
ファントム100XR-Jを打ってみました。
グリップ周辺を10gぐらい軽量化した効果は大きく、まるで前と
違う扱い易い感じのラケット変身していました。
最薄部で16.5mmしかない薄いフレームな上に、O3ラケットなので
本当に空気抵抗が少なく、やはりラケットの走りは尋常ではない
レベルです。ボールの飛びもフェイスが100あるのでフレーム厚
のスペックの割には結構飛んでくれるし、回転系は特にスライスの
伸びがとても良い感じです。この辺は昔のオレンジ系で見た目も
とてもカッコ良かった初代O3ツアーの頃からの特性が変わっていない
気がしました。ただ昔のO3と比べるとフレームの柔らかさ、打球感
のクリアさもあり、なんでこんな良いラケットを今まで寝かせてきて
しまったのだろうと激しく後悔してしまいました。
これは導入を考えているプリンス某ラケットもノーマルグロメット
のではなくO3の方をチョイスしても良いのもかもしれません。
ただファントム100XR-Jを使っていて多少気になるのは、ラケット面
の入力角度に対して少しピーキーというか、ボールコントロールが甘く
なりやすい特性を感じてしまうようなところが。
これはフェイスが100インチあるせいというより、ガットのたわみが
とても大きいO3ラケットの負の方の特性なのかもしれません。