本日は <三代目店主のつぶやき>なり~
今から45年前のバンドの録音テープが出て来た。
風媒伝染と言う先輩のバンド(フォークビレッジのコンテストで中部・北陸地区代表)が、
メンバーが卒業し解散すると聞いていた・・・・。
しばらくして軽音の部室から聞き覚えのあるメロディーが・・・・。
見覚えのある3人が風媒の曲を演奏していた。
時間を持て余していた僕は、3人の練習を最後まで聞いていた。
そんな事が2〜3回続いた。
「このコード進行でギター手伝ってよっ」「いいよ」で風媒伝染2が始まった。
最初は先輩達の曲のコピーを必死に練習していた。
「録音して音を残しておこうか・・・記念に」。
友人の親戚の海の近くの別荘を御借りして2泊3日。
ドラムセット、キーボート(シンセ含む)、アコギ、エレキ、ベース、マイクなどを持ち込んだ。
夏の終わりとはいえ、暑くて湿気ムンムンの中、他の雑音が入らない様に、
部屋は締め切り、エアコンはオフ・・・・汗だくの中、格闘の末の録音。
ワシ等はまだ良い方で、1番大変だったのはドラム・・・・。
炎天下、庭にセットを組み、無風の中、延々とヘッドフォン越しに聞こえる音に、
リズムを刻んでいた。
こんな音が残っていたとは・・・・。
嬉しい事にCDに焼き直してくれた音が、車の中で45年前のワシの声が・・・・。
♫「ひとりぼっちの淋しさなんか、誰の心にも解りはしない・・」♫ 若いな〜・・・。
猫は好きなグループでした。タクローさんが作った曲よりも自分たちのオリジナルの方が、
僕は好きだった。
この曲は自分たちが作った曲じゃなくても、大好きな曲の1つ。
あと「各駅停車」って曲も。
埋もれた良い曲がCDですぐに聞ける・・・幸せなんだよね、今。
猫/バラ色の切符 (1974年)