いつかあの青空の心に

少年のころ見上げた、あの青い空。澄み切ったあの空のような心になりたいと願った。その心に近づいているのだろうか・・・

おっさん力2(または電車を見送る)

2013年04月27日 | 考える
駅に着いて、
改札くぐったときにまさに電車が到着。

しかしおっさん力のついた自分は走らない。

余裕の表情で電車から吐き出される人々を軽やかな
ステップでかわし、

電車のトビラの左で次の電車を待つのだ。

以前の自分ならば走って走って、
何が何でも乗っただろうが、
いまや5分くらい遅れたら、どうだっていうのだ!
という心境である。

買いものの途中、つい間違っておもちゃ屋の前を通りかかってしまい、
子供がだだをこね、何か買ってくれと大声で泣きわめいているとき、
悟りを開き、瞑想に入るようなものだ。
(これを我が家では大仏モードに入るという。)

穏やかなアルカイックスマイルを保持しつつ、
諸行無常だなとかいいつつ、
こどものわがままにはとりあわず、
ただ静かに、時間が過ぎるのを待つのだ。

そう、終わらない嵐などない。
明けない夜はない。
日はまた昇る。

電車だってすぐに来るのだ!
むははははー、・・・・ハァ。
コメント
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