いつかあの青空の心に

少年のころ見上げた、あの青い空。澄み切ったあの空のような心になりたいと願った。その心に近づいているのだろうか・・・

旅立ちのとき

2004年09月13日 | 考える
僕にも旅立ちのときがくるかもしれない。
唐突に。残酷に。

それまでの生は、これまで出会った人の中で続いていく。
新しいものを足すこと無しに。

「遠く離れてしまえば死んだも同じことだ」と
思っていた。

だって、すぐには会えないのだから。
でも、遠くにいるのといなくなるのとはまったく別のことです。

「人の価値は、葬式のとき何人泣いたかで決まる」
そう信じてました。

でも、それは間違っていたかも。
白黒の写真見たときにも信じられず、涙さえ出なかったのだから。

大学でいつもみんなを笑わせていた。
いやな役を引き受けていた。
みんなが衝突をするときには、
悲しい顔をしていましたね。

まだ、あなたがどこかにいるような気がします。
みんなで集まったときには、
電柱の影から、いつものようにこっそり出てくるのではないかと
振り返ってしまいます。

福岡ももう秋ですかね。

いつか僕が旅立つときには
迎えに来てくださいね。
大学に入った僕らを、迎えてくれたように。
そのときには、胸を張って会いたいと思います。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 飛行機から見えたもの(小さ... | トップ | わからないことは質問するぞ! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

考える」カテゴリの最新記事