老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

ややこしい日本語 その(68)   「せこい」補記 

2024年11月20日 19時06分43秒 | 面白い言葉や語源など
 昨日は「せこい」という言葉の語源について書き込みましたが、遊びに行くことに頭が一杯で、以下の説明を忘れていましたので追記します。

 随分前になりますが、仕事の関係で徳島に良く出かけていたのですが、ある時得意先の人に「あんた、せこいんちゃう?」
と言われて、一瞬<えっ! なんでそんなこと言われるんやろ>と怪訝な顔をしていると、隣の人が「気悪うせんときや。『せこい』というのは阿波弁では<しんどい>という意味や。大阪の「せこい」とは違って、全く悪気はなく、逆に体調を気遣ってくれている言葉なんやから」と説明してくれたのを思い出しました。
 確かに少し風邪気味だったので、少ししんどそうな顔をしていたのでしょう。

 今回「せこい」を調べている時に、<zatugaku>に拠れば、
徳島(旧、阿波の国)ではこれとは違い、つらさや苦しさを表す時に使われるらしい。即ち、阿波弁では狭い場所のことを迫(せこ)と言い、狭い場所=余裕がない ということから苦しいとか疲れた、という意味で「せこい」というようです。

 阿波弁では「今日せこいんよ~」とか「○○ちゃんがせこいって」という風に日常用語で頻繁に使われる言葉なのようです。
という記述を見つけました。

 徳島出身の人に「あんた、せこいんちゃうか?」と言われても、腹を立てないで下さい。(まさ)

今日の夕食 湯豆腐/肉と野菜炒め/メカブ

肉と野菜炒め たっぷりの野菜です

メザシ これを焼いていたのを忘れていて慌てて出しました



 

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