高い波の時も低い波の時もsecond

日常についてつぶやくブログ

出さなかったのは正解だったのだと心底思った事

2020-07-15 08:57:15 | 日記
小学校(中学校も?)で子どもの連絡袋に時折他のお便りと共に入っている、
「子どもの人権SOSミニレター」というのがありますよね。
いじめとかで子どもが困っていたら、そこに書いて送れば相談員さんがお返事したり対応していただけるらしい、というものです。

実は、息子も小学6年の頃、出そうとしたことがあった。
内容は1年前の5年生の頃の担任の先生の、端から見て、あまりにもいきすぎな鉛筆削り指導で強迫観念になってしまったことがあって、それを1年後になって口に出すなどして心にトラウマのようになっているらしかった。
(すごく深刻そうではなく、ようやく言葉で自分の気持ちを述べられたのだろう、と思う)
*当時その件に関しては揉めつつも話をして、現場ではまあ解決となったのであるし、その先生は6年生の頃には異動になっている。
自分でそのミニレターに悩み(というか心に残ったトラウマのようなもの)を書いて、
「お母さん、出してきて」と渡してくれた。
さて、出すのは良いけれど、1年前の、既に現状過去となった事、発達障害ゆえの過去の思いだしが今になって出ていること、一見鉛筆はきちんと削ろうね、というまともそうに見えるけれど、実際は教室の鉛筆削りを撤去してしまい、家で削って毎日尖りきった状態でないと(つまり少し丸くても充分まだ支障なく書けるものがあっても、他の鉛筆が尖りきっていても)とても叱責されると言った指導の内容を受け取った相談員さんがご理解いただけるかは分からず、特に発達障害の理解は分からない場合は、的外れな答えが返ってくる可能性もあり、
結局、補足のコメントを書き足してはみたものの、出すことはやめてしまっておくこととしました。
お返事帰ってきたとき、折角本人忘れていたときにフラッシュバックになっちゃうのも困るしな~、というのもあり。

さて、時が経って、
息子のケースとは違い、今正に、誰もが知っているコロナの現状の中での相談だったらしいお手紙に返ってきたお返事内容が、、まあ、
お仕着せで押し通すこの文言であったので、反響が大きいというツィッター・・・。

https://twitter.com/DvQfphCjQzvi2Mh/status/1283003859279900672?s=20

これを見て、「あのとき、出すのをやめて本当に良かった!!」と心底思った今です。
このツイッターお返事で、
いじめや担任の先生のことで悩んだ子どもが書いたお手紙のお返事対応がやっぱり残念だった事例とか、送付の住所が相談先の家のものだったにも関わらず、学校経由でお返事が来て、却って悪いことになったとか、相談員さんは実は専門性のないボランティアさんであるなどの事が書いてあって、色々、分かることが多かった。
*勿論、中には素晴らしい働きをされた方もいるのかも知れません、、、でもありそうだとも思ってしまったのが実際で。

当時のその鉛筆削りの先生、
普段はおおらかそうなんだけど、あることの面で極端に締め付けしてきたり、ぎりぎり本人がギブアップする寸前の宿題量出してきたり、無理難題な厳しさを押しつけたりするところがあって、話しても通じないどころか向きになってしまうなど、1~6年通して困った先生と同じか、ある意味それ以上に大変な先生だったよ;
更に悪いことに、その先生の愚痴か悪口聞いただろう、障害児教育に熱心で理解がある程度あるはずの先生のOBの人が、私を関連の薄い話から持ち出してきて責めだし、後に数年取り憑かれることになった「呪いの言葉」を言ったことだった・・・。

いや、、、まあ、今は何もかも過ぎたこととして何の痛みもなく書けているけれど。それに素晴らしい先生との出会いがその後にあったからね。
(今、諸々お悩み真っ最中の親やお子さんの皆さんが、いつかはこう思える日が来ることを願っている、きっと来るよ。)

*追記
ツィッター記事、反響の大きさが予想外にあったためか、ツイ主さんが影響を考えて消すなどしたようです。
鉛筆削りの件(当時)、よほどなんか変、と思いながらも大事にならないよう、不納得でも家で削ろうと息子に話したりもしたけれど、本人も「まだ書けるよ」と納得していなかったというのもあります。どこまで丸いとアウトラインなのか(叱られるのか)、当時ガラケーで鉛筆芯撮影していたこともある;;→こんなことするなんて自分でも気が狂ったんじゃないか(笑)、と思いましたね。
当時の親の会でも話したら一斉に驚かれた;;

まあ、小学校時は諸々の特別支援教育の課題セールス会場みたいな感じで、理不尽も一杯だったから、その後の保護者生活は天国でした!
親の中で「不親切・理不尽」とも言われた高等特別支援学校の日々、そんな風には全然思えなかった。
9割その厳しさには根拠があるのが分かった(ごくたまに、あれ??があった;)し、思いこみやクセの強い先生も見えたし、息子にとって登竜門みたいな先生にも出会った、、けれどこちらが学校の方針に大旨協力する姿勢で話し合いに臨んだときには話は聞いていただけたし、工夫も考えてくださったのが大きな違い。先生同士の連携も(ケースによって強弱あったかも)出来ていましたしね。
コメント
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