今日は離れたところの親の会へ勉強会に。
発達障害のある人の就労支援について。
最初は私だけの予定でしたが、何と、息子も参加したいとのことで、一緒に行くこととなりました。
会場に着く前に、この前お昼食べたカフェで、今回はデザートも頂きました。
さて、勉強会は、
様々な障がいを持つ人の就労支援の制度の話から始まりました。
このあたりかなり盛りだくさんで、資料も字が細かくって、ちょっと難しいような、、、。
息子にはちょっとオーバーフロー気味だった感じです。
私も年齢的に見づらい資料を一生懸命目で文字を追ったり(苦笑);
企業や事業所での障害者雇用率、今年の4月から2.3%から2.5%に上がったのですね。(その後も上がる予定)。
そして、障害者手帳各種を使っての障害者枠での障害者雇用の現状のことや、支援する機関(ハローワーク、障害者就労・生活支援センター、障害者職業センターなどの紹介もありました。就労移行支援事業所、就労継続支援A型、B型なども。
当事者の方が就労で苦労することとして、指示の分かりにくさや、仕事の優先順位が分からないこと、人間関係などが挙げられています。
障害を開示する(オープン)、非開示(クローズ)それぞれのメリット・デメリットについても。
障害者雇用では無い一般企業でオープンで理解を求めるケースもありますが(前に岩切さんの記事紹介したとおり)、それに際しては、本人が仕事先に対してどういった配慮が必要なのかを自らまとめてお願いしていくしか無いそうで、その配慮の内容をまとめるためには、本人の自己理解が必要になってくるとのことです。
オープンで行くのか、クローズで行くのかの判断は、当事者本人が決める(他者は口出しは出来ない模様、勿論出来ないし言えないよね)。
仕事先の人は「最初から教えて欲しかった」という意見が多いそうですが、
参加した方の家族には、手帳が無い人も多く、それを伝えれば手帳の取得などを求められるけれど、制度上出来ないなどがあり、そのケースがあることも知って欲しいとの声もありました。
(就労して、初めて、自身の事について気が付くと言うケースも多い様です。)
ただ、手帳が無いから支援しない、と言うのでは無いとのことです。これからの課題となるのかな。
他には、最近問題視となっている障害者雇用ビジネスのことも=法定雇用率を達成させたい企業が、会社から離れた農園で障害者を働かせるという内容ですが、適正な仕事では無かったり、本来の当事者の力を発揮できない内容であったりという問題があるようです。
中には、おざなりではない適正に行っているものもあるので一様に悪いとも言えないとのこと。
さて、講演後、息子も質問したのですが、「それを質問するか!?」と(^^;)
母としては今の仕事を大切にして欲しいなと思う。
それから、会の方のお母さんや講師の先生などが息子に色々アドバイスくださることがあって有り難い。
親からだけのそれは聴いてはくれる方ではあるけれど、やはり他の方からのアドバイスはまた違う視点もあったりで、ひと味違うのだと思うし、息子にも響くものがあるようです。
あとは、、
高校や学校によっては、社会人としてのマナーやルール、メールや書類の書き方などを具体的に教えて貰っていないケースもあるので、ハローワークで支援を受けて欲しいな、という声もありました。
ざっくりとした内容ですが、こんな感じかな。