江川のほとり

四季の移ろいとメダカの独り言

鎮国寺の梅は3分咲き

2007-01-31 23:36:02 | Weblog
梅の便りにに誘われて 鎮国寺へ行ってみました。一番奥の大きな1本は満開に近い様でしたが、あとはまだ3分咲きかなとおもいました。でも、境内はすでに梅の香りがいっぱいでした。緋寒桜の蕾もまだ固いでした。暖冬と云われていますが、例年より遅いような気がします。
 めじろは枝を飛び移りながら軽やかにうたっていました。山かげの夕方4時、シルエットになっているのが、残念。





小鳥のさえずりが賑やかになりました。

2007-01-25 16:05:29 | Weblog
 江川のほとりは今、一歩いっぽ春の足音が大きくなっています。
 食用の菜の花は刈り取られ、生花用の菜の花も姿をけしました。12月から咲いているこの花は、まだまだきれいです。
 今朝、ウォーキングの時、嬉しい事が2つありました。曇りがかった空の下「ひばり」が転がすように気ぜわしく鳴いていました。姿はみえませんでしたが、重機が入ってがたがた工事をやっているさ中でも来てくれた事。 最近、とんと姿を見せない「とんび」が木の上で「ピーヒョロロ」ときれいに鳴いていたこと。嬉しいでした。私は、かねがね鳥の鳴き声できれいに文字で書けるのは、とんびが一番と思っています。
 こぶしはまだ硬い蕾のままですが、白い綿毛は光ってみえます。

        


私の 月ものがたり

2007-01-25 15:56:27 | Weblog
 月が正面からのぼる家に育ったせいか、月を眺めるのが好きです。思索に耽るとか、誰かの面影をうつして偲ぶとかそのような好尚なことではなく、単に眺めるだけです。
今年のお題は「月」でした。離ればなれになった家族が、お互いの面影を幾度、月に写して偲んだことだろうか と胸をうたれる作品もありました。
 「あしたには星をいただき、夕べには月を仰いで(?)‥」 昔聞いた言葉ですが
勤め人時代は、通勤時間が長かったために、冬場は上記のような生活を長い間してきました。バス停までの8分、往きかえり、星をながめ月をさがして、家と職場との気持ちの切り替えをするための大事な時間でした。
 ある時 知人から、「月の見えない夜は何日ある?」と聞かれたことがありました。
「3日4日かな」とこたえましたが、これは、私の老眼鏡による観察です。月齢27ともなると山の稜線に「し」がねそべったようにかすかに見えます。月齢2は茜色の西の空に眉毛より細くくっきりと分ります。
日の出、月の出、日没、月の入り4つの条件に雲のないこと しかも、有明の月から新月へ一連のつながりがあることなどを考えると、非常に難しい観察で、ばっちり成功するのはまったくの幸運です。
 勤めから帰るとき、月とわかれずらく、玄関をでたり入ったりして眺めたことも度々ありましたが、今は、わざわざ外に出て見ることもしなくなり、仕事をやめて失った楽しみの 一つです。
 最近のように暖冬では「冬の星座」の歌詞のような夜には、なかなか出会えません。
空気を叩いてもカーンと響くような冴え渡った月夜を 「水晶の小箱」 にしまっておきたいと母がいっていたことを思い出します。

撮影 1月15日7時20分 日の出7時22分
                 月齢25.5
       左側が東下弦の様子がわかりなす

撮影  1月22日18時  日の入り17時38分
                 月齢 3   
            薄い雲がかかってぼんやり
            していました。月齢3前後は雨                        

盆栽の梅も咲きました

2007-01-24 23:30:57 | Weblog
 お正月に,友人から思いがけなく盆栽を頂きました。いままで我が家の玄関にこのような立派なものを置いたことがないのであわてました。霧吹きでやさしく水をかけたり,1週間に1度ぐらいは庭で多めにかけたりしています。
数日まえから白い花が咲き始め、せせこましい鉢の中でも皆活発に活動しているんだ、と感心しました。暖かくなったら又地面に戻すのだそうです。「残り物で作ったのよ」といっている彼女は、いつも腰を痛がっています。これは結構重いものです。感謝。 




堤の土手の水仙が咲き始めました。年々数がふえていっているようで、「ほっていたら段々増えて」と言いながら、お家のかたが 何本か刈り取っていかれました。水仙の香りっていいですね。






満ち潮が早い勢いで満ちてくるときは、魚も一緒にたくさん上がってくるようで、魚をくわえているすがたをよくみかけます。そして、しばらく自慢げにあたりを見回して、魚の向きを変えて飲み込みます。これは、飲み込んだ直ぐ後の写真で「やった!」という表情。 急な増水で太ももまで浸かってしまっています。冷たそうですね。

どんど焼きに今年の健康を祈願

2007-01-15 21:26:55 | Weblog
14日日曜日、地区のなかにある神社の空き地で今年もどんど焼きがありました。
太鼓のおとに誘われて注連縄と神社のお札をもって行きました。大人、子供男女
混合で、いつもは屋内で遠慮がちに叩いている音も、今日は思いっきり大空に吸われ
ているような勇ましいものでした。

ひとしきり燃えた後の横には”かっぽ酒”も温まっているようです。
横から差し出した竹の先には餅が挟んであります。

太鼓を一休みして,餅を焼いていますが外側は黒くなっても中はなかなか
軟らかくなりません。

ぜんざいもたくさん用意されていて、小豆とこちらは軟らかい餅の入った
甘いぜんざいを頂きました。神社には、初詣でお賽銭をあげましたが、来年は
もっとたくさんあげようかなと弾んだ気持ちで帰りました・

明けましておめでとう御座います

2007-01-04 16:40:58 | Weblog
<元日の、穏やかな空気に誘われて午後
から近くの神社に詣でました。例年なら
近場3社にお参りするのですが 連れ合いの
「魚の目」が尖がって1社がようやくでした。
私だけ江川のほとりで菜の花を撮りました。
文字通り枯れ草色の景色のなかで鮮やかな
黄色は江川のほとりの四季の始まり色に思
えました。
 年末に、姑譲りのおせち作りにてんやわん
やした後の気の抜けたような三ケ日が過ぎた
ら明日はその姑たちの月参りの日です。
人間は少しものを考えたり、自然に逆らって
身に纏ったりしますが、大きな流れからみれ
ば、人も自然の一部なんだな~と
正月早々から しんみりした気分になってし
まいました。
 今年は、うかうか出来ない事がおこりそう
です。遠方の友人からブログを始めるという
賀状をもらいましたので、私もブログの更新
に精出さねばならなくなりました。
 どうぞ 今年もよろしくお願い申し上げます。
<