・・・・富山が続きます。。。。
【息子の天神様・菅原道真公】
「Neko★よ~天神様・・・もう飾ってもいいがだちゃよ。(いいんだよ~)」
と、母から電話。。。
「言わんならん~言わんならんと思い思い・・・忘れとったちゃよ~」
毎年、義父には12月25日から1月25日まで息子の天神様を飾ってください
と、お願いしてきたNeko★
「え?いいの~?25日じゃあなくても?」
「いいがだちゃ!25日は天神様の祭りの日で、12月に入ったらいつでもいいがだちゃ!」
と熱心にいうので・・・ではと、日のいい12日にお飾りと決めました。
北陸の正月節句としての天神様は、男の子が生まれると・・・
嫁の実家から贈られます。
一般的には「学問の神様」として知られていますが、現代では習い上手という願いを込め
「学問の神」「芸術の神」「正義の神」と、呼ばれているようです。
旦那様の実家・こちらにはない風習ですし、全国的な風習ではないようなので、
調べてみたところ
富山県、福井県、長野県、島根県、鳥取県、愛知県豊橋付近の東三河地区
だそうで、富山と福井にあるのに、真ん中の石川県にないのは何故?
という疑問もあるようで・・・詳しく調べた方の、結論からいうと
天神様は前田家に由来したものではなく、福井県から売薬さんによって
富山に伝わったそうです。
菅原道真公は、39歳の時に、加賀藩を任されていたそうです。
元々、富山県は、真ん中の富山市以外(呉西・呉東)は、加賀藩だったので・・・
前田の御紋と菅原道真公の御紋に関係があるのか?とも思われたようです。
【梅鉢の御紋】
加賀藩・石川県では、庶民には広めず、前田家だけが天神様を飾っていたのでは?
というお話もあるようです(笑)
売薬さん・・・ 富山の売薬さんと言えば、薬を詰めた柳行李(やなぎごうり)を担ぎ、
富山から全国各地に向かう姿が思い浮かびます。・・・(柳行李も描きました・・・)
売薬さんの資料は、富山城の郷土博物館に展示されていましたが・・・(今は?)・・・
昔々、文化財に申請するためのお手伝いをしていたことがあります。こちら
今は、懐かしい~~想い出です~
【あとは、真ん中の三方にお鏡をのせるだけです】
なんだかんだと駄文を書き綴って・・・実は、12月10日で2年目になりました。。。
忘れていたわけではないのですが・・・
ひとえに遊びにきてくださる皆様のお陰です。
これからもよろしくお願いいたします~と、こっそりとご報告~(笑)
ThankYou
★お・ま・け★
地域限定の、お正月の節句だったのですね~~天神様(笑)
本来、刀は飾りませんが・・・義父の代わりに
文武両道~息子よ~頑張ってください。。。