スワンパークの白鳥の北帰行が始まったのが~2月の28日。
【ネット画像です。】
昨年より17日も遅かったとか・・・
2008年以降~とりインフレンザが騒がれて、餌付けをしなくなった影響か
飛来数日本一のここ酒田も、年々減っているようです。(今年は1013羽?)
コウコウと、仲間達に合図をおくりあって、北へと旅立っていきます。。。
ふと・・・昨日のカラスの朝の集会も、そろそろお山に帰ろうか?という会合だったのかも?
夏の星座でもある「白鳥座」は、夏の大三角のひとつデネブがあり北十字としても有名なのですが
実は、カラスも星座になっています。春によく見える星座です。
北斗七星からうしかい座(アルクトゥールス)、おとめ座(スピカ
)と辿った曲線を
春の大曲線と呼んでいます。
大曲線を、さらに延ばすつもりで先へ辿っていくと、台形の星の並びが見つかります。
これが、からす座。一度見つけると意外と目に付く星の並びです
明るい星はないのですが、こじんまりとして、案外見つけやすい星座です。
からす座の四辺形は、知らない時には気がつかないかもしれませんが、
一度覚えると、必ず目に付く星の並びなんですよ~からす座のお話
カラスはその昔、太陽のアポロンにつかえた鳥で、美しい銀色の翼をもち、
人間の言葉を話す事も出来ました。
ある時アポロンは、美しい娘コロニスと恋をしましたが、
忙しいアポロンは、なかなか逢いにいけず・・・
そこでアポロンはコロニスに、二人の間の遣いとして、そのカラスを与えたのです。
カラスは来る日も来る日も二人の間を往復し、
アポロンにはコロニスの様子を、コロニスにはアポロンの様子を伝えました。
しかしそんなある日のこと。
カラスは、アポロンの下へ行く途中に道草をくい、天の国へ行くのがすっかり遅くなってしまいました。
遅れた理由をアポロンに問いただされ、カラスはつい、コロニスが他の男と浮気をしているなどと、
口からでまかせを言ってしまったのです。
それを聞いたアポロンは、すぐさま地上に降り、コロニスの屋敷から出てきた人影に向かって矢を放ちました。ところが、アポロンが射抜いたのは、愛するコロニスその人だったのです。
コロニスは苦しい息の中、アポロンの子どもを宿していると告げ、そのまま息絶えてしまいました。
このカラスの嘘に怒り狂ったアポロンは、カラスから人間の言葉を取り上げ、
さらに銀色に輝く美しい羽根を真っ黒に変えて、空に貼り付けにしてしまったのでした。
貼り付けの刑・・・
このからす座の延長線に、本州からは観えませんが、南十字星があります。
沖縄からは、観えるのですよね~南十字星
口は災いの素ですね~ちゃんと確かめずに、矢を放ったアポロンも、ど~かと思いますが・・・
暖かくなってきましたね~春の夜長・・・北斗七星からのびる春の大曲線を見つけることができましたら
この台形の、からす座もみつけてみてくださいね~
ThankYou
★