DVDコレクションより『千年医師物語～ペルシャの彼方へ～』～☆

『千年医者物語～ペルシャの彼方へ』2013・ドイツ

ドイツ映画？と吹き替えで観ていましたが、英語でした（笑）



舞台は11世紀のイングランド、

最愛の母親を不治の病≪虫垂炎？≫で失った少年ロブは

最初は旅回りの理髪師≪理容外科医＝中世では外科医でもあった≫

※サインポール理髪店を示す円形型の看板＝赤・白・青は

赤＝動脈・青＝静脈・白＝包帯という説は有名

次に、ユダヤ人医師の眼の手術≪白内障？≫を見てから、その方法を学ぶため、

世界最高の医師イブン・シーナがいる

異国ペルシアのイスファハン目指して旅立つ。

そこでロブ・コールは世界最高の医師であるイブン・シーナに、

ユダヤ人・エッサイと偽って弟子入りする。

どこまでも貪欲に知識を求めるロブは

師匠の教えに背き禁断の行為≪解剖≫に手を染める。。。



なかなか、面白かった。

ノア・ゴードンの原作「千年医師物語」を読んでいないので

なんとも言えませんが、きっかけは母の死。

そして患者に触れるだけで、死≪生≫を感じることができる　自らの才能。

医術だけではなく、

イスラム、ユダヤ、ゾロアスター≪鳥葬≫、キリスト教と宗教も絡みますが

史実を正確に知らない者≪＝≫にとっては

「そうか？そうなんだ？」と思いながらも、面白く鑑賞。

イブン・シーナ役で『ガンジー』でアカデミー主演男優賞を受賞した

サー・ベン・キングスレーの存在感がとても素敵です。

医学のこれからと、息子を思って

Thankyou

★