素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

左門が刀を捨てたのって

2020年11月14日 00時00分00秒 | 日記
昨日言ってた「牛乳と卵と砂糖で作ったアイス」ですけど。
結論から申し上げますと、ただのミルクシャーベットと言っていい代物になりました。
柔軟性が無い。

生クリームを使用しないとあの柔らかさは出ないのかな?
ただま、アイスのコクみたいなものはちゃんとある味でしたけどね。
ただ、カチコチで固いだけで。
アイスキャンデーとしてなら十分美味しいと思います。
……多分、卵黄由来だよなぁ。あのコク。
自分で作ってみると分かってしまう味の構成要素。

で、表題の話。

先日の、BS朝日で現在放送中の必殺仕事人で。
作中の仕事人・畷左門が愛刀の胴田貫を捨て、侍を辞めておでん屋を開業したんですが。

この人、元某藩の藩士だったんですが。
妻を上役の侍に手籠めにされそうになり、反逆。
脱藩し、江戸に来たものの、生活に困窮。
その際に、仕事人に誘われて裏家業に手を染めてしまった人で。

性格は基本真面目。
ですけど、汚い奴らのあしらい方はちゃんと分かってて、そういう奴らに対してどういう対応をするのが一番いいのか分かってる。
例えば、道を歩いているときに、行く手の店先で暴れるやつらが居たとしたら、妻と娘が巻き込まれないように、道を変えるとか。
決して、前に出てそういうやつらを率先してぶちのめしたりしない。
その気になれば出来る実力はあるんですけどね。

そういう、内心怒りに燃えたとしても、自分をしっかり抑えられる大人な人なキャラ。

そんな人が、刀を捨てた。
それにより、仕事の仕方が「愛刀で悪党を斬り捨てる」から「素手で悪党を真っ二つに折り畳む」に変化。
一応ね、直前の話で「侍でいるの嫌だな」と思うに至る事件があったんですけどさ。
この転身、やっぱ主水と被るから、って理由、あったのかなぁ?

まぁ、スタイル違うんですけどね。
左門は正面から戦い挑んで斬り捨てるのがメインだけど。
主水は知恵を使って不意打ちかますのが基本だし。
(無論、主水はまともに戦っても強いんですが、楽に仕事を終えることを主眼に置いた「仕事人」だからそうしてるだけ)

同じ得物で戦う仕事人が2人も居ても面白くない。
そう言われた可能性、無くは無いと思うんですが。

……でも、それを言うと後のシリーズの「必殺仕事人・激突」で、山田朝右衛門の例があるしなぁ。
(あの人はずっと刀を使い続けたよね。まあ、白鞘の太刀だったけどさ)